水漏れだ〜!
ど〜もこのところサイレンがよく聞こえるのでなんだか落ち着かない今日このごろ。実際すぐ隣がロシア大使館だけに警備が強化されて大使館の門には重装備の兵士が2名ピッタリと張り付いております。何事もないようにしっかり警備してくださいましね。
さて本日は皆さんのお好きな怒りネタ(笑)。ワタクシの不幸で憂さ晴らししてくださいましね(ヤケクソ)。
今週月曜日からうちの流しの下のチューブ(水道管)からちょろちょろと水漏れ。実はもう少し前から(vacances de toussantsの頃・・・って結構前じゃないかと突っ込まないでくださいね・汗)時々ちょろりちょろりと水がしみ出してはいたものの大したこともなく気がついた時に拭ったりしていた程度。vacances開けに湯沸し器の定期点検ということで水道屋さんに来てもらったのできっとその時に一緒に見てもらったんじゃないかと思いきや、依頼したPaulはすっかりそんなことを忘れて聞かなかったと言う。おバカ・・・せっかく自分のいる時に来てもらったってこれじゃ何にもならないじゃないの(怒)。これが11月3日。で、湯沸し器を調節したら水漏れが収まった(実は収まってなかったんだけど)のでそのまま普通に暮らしておりましたら今週の月曜日。流しの下の開きを開いて何の気なしに水漏れがないかどうかチェックしてみたら棚が水浸しになっているではないの!ちょっと!これは一体どういうことよ!と見てみるとまたしても同じ所からちょろちょろと水が滴り落ちてきてるのであった。その時にPaulにアンタこの事ちゃんと聞いたんじゃないのかいと聞けばいんやなんにも聞いてないと。そりゃもうトサカに来ましてね・・・。月曜日だからPaulは学校はお休みで家にいるんだしこの間の水道屋に即刻連絡して来てもらってくれとリクエスト。しかし、なんというか腹立たしいですよね。ついこの間来てもらったばっかりだってのに、ついでに見てもらってたら込みの値段のところまたしても丸々支払いしないといけないってことですからね。それもこれも自分のせいだと知ってか知らずかPaulは忘れ(たフリし)て連絡せず(コラ!)。火曜日になっても水漏れは収まらず、ワタクシが水道屋はどうなったと矢のような催促をするとやっとメールするって。あのさ〜メールなんかしてないで電話しなさいよ。アンタってどうしてそういう風なんだよ(怒)。じゃあキミが電話すればいいじゃないかと言うのでこうなったのも全てお前のせいだろうが!なんでワタクシがアンタの尻拭いしなきゃなんないの!とワタクシの逆鱗に触れまして時間も夕方の6時過ぎ、電話しても出ないだろうからメールを待ってみると言うので夜半まで待ってはみたものの、返事はない。それ見たことかとワタクシに更に攻められて翌朝電話すると言って、その代わりに自分でゴソゴソとスパナを振るっていたのが火曜日の夜。明けて水曜日の朝。水道屋に電話して結局連絡は付いたものの、来週初めとだけ言われてそれだけだと。アンタね〜、かなり漏れてるんだけどね〜。どうすんの、これ。仕方ないのでバケツを置いたり雑巾を置いたりして一晩過ごして翌朝起きてみれば。
Paul「すごい水漏れになってるよ!空気の音がシューシューしてるんだよ」
ワタクシ「ええ?!どうして空気が出るの?!」
結局空気なんかでてなくて小さい隙間から勢い良く水が噴き出るのでそのせいで音が出ていたんですわ。このシューシューが段々大きくなっていってこのまま行ったら水道管破裂になるんじゃないかとそりゃもう怖かったですよ。とにかくピーピー音立てて水がシューっと飛び散るわ流れ出るわでこれはもうどうしようもないんじゃ?と言う状態。しかし、そんな状態をそのままにPaulは学校へ行ってしまった。実は、水道管に1cm弱の裂け目が出来ておりまして、どうやらこれはPaulが自分でゴソゴソやった時に傷口を広げちまった結果らしいんですよ。ったく余計なことを・・・。
もうこんな状態ですわ
最初は左側の赤いバケツのある方だけだったのがあまりに水の勢いが強くて右側まで水が飛び散るようになってしまったのであった・・・(泣)。更に手前のたらいまで登場。どうしてかって言うと水が真ん中の衝立の下の部分からポタポタどころかダラダラという感じで流れてきて床がトンデモナイことになっちゃったからなんです。いや〜この水漏れ状態で15分間隔くらいで床や棚の水を拭きまくり〜のバケツの水を捨てまくり〜の、水漏れは水を止めれば止まるんじゃないかと元栓で止めたものの、どうしたわけか全く影響なく水漏れは継続するも、気休めに止めてるのでおトイレに行く度に元栓開けて〜の閉めて〜のを繰り返していやはや午前中早々に疲労困憊のワタクシ。ついでに水触りすぎで手がシワシワよ(泣)。
本当は今日はMibさんとランチしておしゃべりしよう会だったのにこれでは到底外出なんて無理じゃ!とお化粧までして出かけるばっかにしていたところ泣く泣くキャンセルし、最後の手段とSOS Plombier(いわゆる救急水道屋ですね。24時間営業でどんなときも速攻で出張してくれるというアレです)を探しまくりいくつかかけた内からよさ気なところを1軒見つけて早く来てくれシルヴプレ!とお願いしたら13時にテクニシャンが行きますということでホッと一息ついたのが11時頃。その間も水がどんどん漏れるので自転車操業して待つ。
実は一つ気がかりなことがありましてね・・・。でっかいバケツが必要だと朝いちで地下のカーヴに取りに行ったらウチのカーヴに行く廊下に水たまりが。むむ?!と天井を見上げると細いひび割れのところから水がポタポタと落ちてきているではないの。ちょっと〜これってウチの水漏れのせい?もしそうだったらこれはもう保険でどうこうっていう次元になっちゃうんじゃないの?とかなり不安になりつつ1時10分すぎに水道屋のテクニシャン到着。
早速見てもらったところまずはチューブを取り替える(当然よね)。で、さらに壁から出ている太い水道管がグラグラしているから替えなければいけないかも、そうなると壁をこわしてシンクも取り払わないといけないって(!)。というのも、蛇口の取り付け方からシンクの設置からなってないと。ちょ、それはワタクシの一存では決められませんわよ。大家さんに相談しなきゃ。なんとかそれだけは避けたいと思っていたらどうやらチューブを替えたら水漏れは収まった模様。ホッ・・・。
結局シンク部分をバコッと取り外して(そうするしか水道管を取り替える方法がなかった)
こんな風にね。
そして新しい蛇口一式(チューブ込み)を付け替えてなんとか終了・・。
これで大体1時間15分くらい。SOSだけに支払いはニコニコ現金払い。でもって見積もりなしなのでいくら掛かるか不明という恐ろしい状況なんですが、来てくれたテクニシャンの兄ちゃん2人感じが良くて親切、テキパキと修理してくれまして領収書を提示された時にはそのあまりのプライスの高さにたまげることをうっかり忘れてしまったワタクシ・・・。ええ、高かったですわよ、オホホホ・・・(泣)。ハイ、なんと900ユーロ越え!!!一応電話で1時間120ユーロが相場と聞いていて他より安かったのでお願いしたんだが、900ユーロってどうよ。1時間を15分越えたってことで2時間分請求、でもって2人一組で(2人で来るって聞いてなかったし、一人いくらってのも聞いてなかった)一人ずつで120ユーロ×2人の2時間分で480ユーロ、出張費にマテリアル代金(つまり蛇口一式)、そしてプラスTVA、という計算ですね。不謹慎ではありますが不幸中の幸いというか、この水漏れはどう考えてもワタクシたちのせいではなく家主さん側の責任ということなのでこの金額は恐らく(コワい)返金してもらえるのではという希望がございます。さあどうなるんだろうか。ここはPaulにうまいこと交渉してもらうしかないですね。
でもね、ちょっとだけほっこりしたこともあったんです。テクニシャンの兄ちゃん2人、ワタクシがネットバンキングで引き出せるお金を移動している間にリビングに飾ってあるSeanや家族の写真を見ていたみたいで「あなたの息子、めっちゃボーギャルソンだよ、すっげーいい男になるよ!将来映画スターかもよ!」と口々に褒めちぎりましてあまりに褒めまくるので赤面しちゃうくらいでしてね。ホラ、親としてそんだけ褒められたら悪い気はしないわけで「まぁ〜そうかしら〜ありがとうございます〜」なんてつい大金ふんだくられたのにいい気分になって節操ないワタクシでありました(笑)。
夕方Paulが帰ってきてよっぽどこの900ユーロにビックリしたのか逆ギレしましてワタクシとの間で喧々諤々になって水道屋のオフィスに電話して口角泡飛ばして抗議したりしてやっと気持ちが収まったのか暴言の数々をワタクシに平謝りに謝りましたが、いやもうワタクシはこの半日の一仕事に一気に疲れが出た瞬間でした。皆様、水漏れってのは疲れることでございますよ・・・。
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