Durbuy(デュルビュイ)は超ツーリスティックだった

Durbuy(デュルビュイ)は超ツーリスティックだった

昨日はかなりコーフンしてしまいましたが・・・。いよいよ明日の新学期、どんな展開を見るのであろうか・・・。幸いSeanはそれほど落ち込んでいない様子なのでそれだけが救いです。彼ってこういうことに驚くほどクールなのでワタクシが一人で熱くなってるのがそのうちアホらしくなってきてそのまま過ぎていくというのがいつものパターン。ま、粘着質よりクールな方がいいよね。
さて、昨日は暑かった。今日も暑いけど。どのくらい暑いかってこのくらい

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30度。
あ、でも体感温度はもっとあったと思うの。なにしろノースリーブでも汗がじわ〜と出て久しぶりに日本の夏っぽい感覚を味わいました。たまにはいいよね、こういうの。
さてそんな暑い日曜日、夏休み最後の日曜日だからと午後からお出かけしたのはDurbuy – デュルビュイ。
デュルビュイはアルデンヌ地方の小さな街で、旧市街がカワイイということで有名。
ワタクシまだここには行ったことがなかったし、Paulが街が綺麗だと言ってたのでそんなに遠くないしちょこっと行ってみるかと言うことでお出かけしてみました。
これがね〜またしても遠回りをする天才のPaulが余計なことを考えてforêt de Soigneなんかを通り抜けるもんだからま〜時間のロスがスゴいの。日曜日にforêt de Soigneを通り抜けるなんて自殺行為でしょうよ(みんな森歩きにやって来る)。Paulは散々毒づかれて自分の非を認めさせられつつ森の通りぬけで45分ロスいたしました。ったくもう。
で、なんとか到着。本当だったら1時間半くらいで着くところ、2時間以上かかったわ(怒)。一番最初にある駐車場に駐めて(そんなに混んではいない様子)ふと見ればシャトルバスがある。どうやら旧市街まで無料で乗せて行ってくれるとのこと。30分おきで運行していて今まさに出るよ〜というところなので暑いし、乗って行くべ、とシャトルバスで旧市街へ。
さ、到着しましたよ

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お城の下を流れる川でカヤックに興じる人多数。暑いからさぞかし気持ちよかろうね。
ワタクシたちが駐めた駐車場周辺にはこのカヤックやカヌーをレンタルするお店が沢山あったので、どうやらこの辺りのアクティビティは水遊びみたいですね。
シャトルバスを降りたところも駐車場でしたがさっきのところよりずっと混んでて車がいっぱい(我々が駐めた駐車場以外はすべて有料です)。おや結構混んでるんだと思いつつ景色にそぐわないほどモダンな橋を渡ってみれば(上の写真を撮ったのがその橋の上)すんごい人だったのであった。ちょ、これなんかめっちゃ観光地なんじゃ?と先を見てみればテントがわらわらと立ち並んでいる光景に遭遇

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braderie(ブラドリ− – フリマみたいなもんですね)って書いてあったけどなんとなく物産的なものを売っているテントもあちこちにある。そうかこれのせいでこの人混みね。
だってこんなふうだもの

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カフェはスズナリ、歩く人わんさか、車もブイブイ来る。
なんだろう、これ・・・。ワタクシ人混みが非常に苦手なのでこの光景にはちょっと閉口いたしました。
Paulに「ねえねえここっていつもこんなに人がいっぱいなわけ?」と聞けば既に来たことのあるPaul「うん、まあ大体こんな風だね」と。そうかDurbuyって相当な観光地だったんだ。だってPaulが街が可愛くてキレイだっていうからさ、しっとりと古い町並みを歩けるかと思って期待してたんですの。そしたらこれでしょ、ちょっとガッカリしてしまったワタクシです。しかも更に残念なのはやけにモダンにリノベーションされている建物が目について古い建物の良さが見えず街の景観の保存に失敗しているのではないかと・・・。
気を取り直してツーリスト一フォメーションでマップを入手(ここでおトイレタイム出来ます。30セント)、とりあえず旧市街を散策してみよう。
するとアルデンヌ地方だけに(山のないベルギーにあってアルデンヌは丘陵地帯なので山に近い起伏が結構ある)こんな岩が地下からモリモリと盛り上がったところが

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ここはなかなか素敵な記念撮影スポットでしたね。
お隣の小さな広場ではダンスのパフォーマンスの準備をしてたので夜に何かスペクタクルでもやるのかなと思いつつ、ミニゴルフ(何故ここでミニゴルフ?)を左手に旧市街へ。
途中こんな古〜い家もあったり

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赤い壁の家は普通の個人宅ですが、とにかくどの家もどの家もまんべんなく小売店になっていて(小道から大通りまでほぼ全域)ウンザリいたします。普通の民家はないんかい!南仏の鷲の巣村でもここまで商業化されてないと思うんだけど。
こちらのお宅の壁にはなにやら不思議なオブジェが

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これはなんだろうか。なにげに魚を入れる魚篭的な・・・?
右を見ても左を見てもお店が延々と連なっててレストランの多いこと多いこと。それとデコのお店(ブティックも)も多かったな〜。どうせなら地元の特産品とか売るお店が沢山あってほしいんですけど。(この手の情報はこちらで詳しく調べられます。いや〜こんなちっこい町にレストランどんだけあるの)
一番大きいと思われる特産物を売るお店のウインドウにここの名産のタンポポのジャムを始めとするジャムが並んでおりました

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Paulにタンポポのジャムが有名だって知ってた?と聞いたら「知らない」だそうだ。こういうのって日本人の方がよっぽど知ってるのよね。
結局旧市街はあっという間に周っちゃって、きっと正味15−20分もあれば終了できちゃいそうです。暑いからSeanがアイスクリームを所望するので歩いてもらうためにもアイス購入。ツーリストインフォメーションのすぐ隣にあるオーストラリアンアイスクリーム(ベルギーのあちこちで見かけるチェーン店)でアイスゲット。これがね〜やたら盛りが良くてあまりの盛りの良さに溶けてくるわ溶けてくるわ落っこちないように食べるのに非常にテクニックを必要としました。アイス食べる時はここんちオススメです(なんら特産的趣はありませんが)。なにしろ1個でも十分満足できる盛り具合なので(笑)。
人の多さに食傷気味になりつつそろそろお暇しましょうかと川沿いを歩いて駐車場まで戻りましたが、思ったより近かったのでこれはお散歩するつもりならシャトルバスは乗らなくてもいいかな、と。川沿いを歩く方が気持ちよかったしね。
川面がキラキラと・・・

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やっぱりここは水辺の遊びをするのが正解ですね。
ワタクシ達が車を駐めた駐車場の近くにはキャンプ場のバンガローが並んでるところもあったし、もちろん普通にテントの人達もいたと思うので、ここではそういうアウトドアライフを楽しむのが良いのではないかと。ワタクシ的にはアウトドアライフは苦手ですし、超観光地をそぞろ歩くのも苦手なので、Durbuyはこれ一回でもうOKでございます。

Durbuy
アクセスなどはこちらを参照されるとよろしいかと・・・
http://www.belgium-travel.jp/wallonia/durbuy.html

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