すずらんとブルーベル

すずらんとブルーベル

5月1日はメーデー。フランス語圏ではfête de travail(直訳すると労働祭り・笑)。
でも日本はメーデーだからって祝日じゃないんだけど、今年は元号が変わる日とあって当然祝日で。ブリュッセルは普通にお休みなんでいつもどおりあちこちでメーデーのシンボルすずらんが売られておりました。
そんなメーデーに先立つ先週の日曜日、もうこれが最後のチャンスじゃないかということで毎年恒例のハルの森へブルーベルを見に行って来ました。
お天気は明るくなったり曇ってきたりで不安定だったんで雨降るかもしれないと思いつつ、毎年恒例のブルーベルを見ないでは春の気分(ハルの森だけに、ってオヤジギャグ😅)になれぬと強行。夕方に行けばきっと空いてるであろうと4時頃に到着してみれば案の定あっさりと車を停めることが出来て一安心。しかしね、あまりの空き具合に若干嫌な予感がしましてね・・・。
いつもの入り口から入ったものの、ブルーベルのブの字もないんですわ。あやや、これは一足遅かったか・・・。
確かに、前の週までやけにお天気良かったんできっとPâquesの時が満開だったんだろうな〜と。
だってもう代わりにすずらんが咲き始めてるんだもの


まだパラパラではありますが。
カワイイ✨


すずらんが咲き始めてるということはブルーベルは終わりというのが定説でして。
だいぶ歩いてからやっとまともに咲いてるブルーベルが


花の色がだいぶ褪せちゃってますね・・・。
いつもなら入り口付近からブルーのカーペットみたいになっていい香りが漂ってるんですが、今回は香りも全くなくて残念。途中から雨も降ってきちゃったりして


雨の中のブルーベルもそれはそれで風情がありますが。
いつもならこの斜面は真っ青でいい香りがふわ〜んと漂ってくるんだけど、香りもせず色が薄くてしぼんじゃってるのもあったり。でも、ここがまだ一番咲いてる方だったかな〜。
雨が降っててもそれなりに見に来てる人たちがいて日本人の方たちも(傘さしてるからすぐ分かるの・笑)来てましたね。
さて、そんな感じですっかりブルーベルの見頃を逃したワタクシ達でしたが、5月1日といえばすずらんを贈るのが習わしということで、今年もまたすずらんをもらったワタクシです


ワタクシお気に入りのフローリストCatleyaのブーケ。
セロファンを開けるといい香り


ニュースでは今年のすずらんはとっても香りが良いんだそうな。
どうして今年は良い香りになったかというと、多少不安定だったけどここしばらく良いお天気が続いたということ、でも暑すぎず寒すぎずのちょうどいい塩梅のお天気だったことが幸いしたらしい。ふ〜む、ということはあのハルの森のすずらんも満開になったらいい香りになるのかも。

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