森で高級ゴーフル　Gaufres & Waffles

2020/06/03Bruxelles.Comments: 0

家族3人でロックダウン開始から初の外出はbois de la Cambre。
ここに行くのを希望したのはワタクシなんですが、それは森の中に高級ゴーフル屋のGaufres & WafflesがOpenしたということを耳にしたからなのである。ここの1号店はセンターのGalerie du Roiにあるんですが、ミシュラン星付きレストランのSeagrillシェフのYves Mattagneの肝いりという触れ込みで話題になりましたが、人気なのかそれとも営業拡大を目論んでかあっという間に2号店がフードコートのWolf Brusselsにできまして。しかし、ここんちのゴーフルって結構お高いんで周りのボリューミーでお安いランチセットに押されてか閑古鳥だったんですね。だって同じ金額でゴーフルにチョロチョロっと具材が乗っかってるのとてんこ盛りのセットを天秤にかけたら当然てんこ盛りにしません？
まあ、そんなわけでこのゴーフルには少々懐疑的だったワタクシ。一号店がOpenしてかなり時間が経つものの放置しておりましたが、ここに来てbois de Cambreにで店が出たという。きっとちょっとはカジュアルになったんじゃないの？と多少期待を込めてPaulに行ってみない？と提案したところ、さすがゴーフル好きなベルギー人二つ返事でOKとなった。
てくてくと歩いて森に到着するとメインの周回道路に矢印が

元々あった看板に合わせて同じようなのを作って足したみたいね。
矢印に従って歩いていくとJeu d’Hiverというレストランの前にある小屋が見えてきた。ワタクシ最初はアイスクリーム屋さんの屋台だあったところに入ったと思ってたんですが、思ったより森の入口付近だったのであっという間に到着。どれどれと進んでいくと

既に行列が。
Galerie du RoiやWolfと比べると随分賑わっているじゃないの。やっぱりゴーフルで高級を狙うってのは難しいんだろうか。
メニューはどうなってる？

まんまとおんなじ（汗）。
カジュアルに（つまりお手頃バージョン）なってるかもというワタクシの予想をガッツリ裏切って全く同じメニューだったっていうね。まあ、せっかくコレ目当てに来たんだからいただくことにするか。Paul、悪いわね、20ユーロコースなんでヨロシク（笑）。
どうやらここは注文を受けてから作ってくれるらしい

まずはお支払い。
ここで出来上がった時に呼ぶために「お名前は？」と名前を聞かれたんだけど、Paulは自分の名前がすぐに出てこなくてワタクシが「Paul」と横から答える羽目に。何の名前だと思ったんだろう。
会計の隣はドリンクコーナー

ホームメイドのレモンスカッシュをオーダーしてる人が多かったかな。
その隣ではゴーフル焼き器が

真ん中のは保温する機械と思われ。
盛り付け〜

狭い場所ながら手際よくこなしております。
見たところスタッフは5人でかなりの3密状態ではあるものの、当然のことながら全員マスクで頑張ってました。
ワタクシ、最初はPaulのお財布に気を遣ってなんにもトッピングのないごくフツーのにしようかと思ったんですが（それでも5ユーロざんすよ）当のPaulに何する？と聞いたら8ユーロのレモンメレンゲにすると言うじゃないの。アラ大蔵省が8ユーロならワタクシだって8ユーロのをいただいたってヨロシイんじゃなくて？と同じのに

インスタ映えするルックスざんすね。
Seanはコレ

Belgian Chocolate6.50ユーロ。
ショコラが好きなSeanはショコラ計はこれかSmartiesの乗ってるやつだったんで2択でこっちにした模様。
ゴーフルはライトなブリュッセル風でサイズは結構大きめ。おしゃれなパッケージは片側が開いててこぼさないで食べられるようになっております。
さてお味はいかに。
これがですね、サクッサクで美味しいの。確かに移動バンで売ってる2.50ユーロのゴーフルとは一線を画すクオリティ。トッピングも良く考えられてて甘すぎずゴーフルとナイスマッチング。メレンゲ苦手なワタクシでもこのメレンゲは甘くなくてOKでした。ワタクシ的にはレモンのソースが若干甘いかな〜とは思うものの、スナックじゃなくてデザートと思えばこれはOK。
しかしね、もうちょっとお値段的にどうにかならんのか。10分程度で食べ終えちゃうスナックに20ユーロ以上ってのはちょっとどうかなと。さすがにドリンクはオーダーしなかったけど、これにドリンクをプラスしたら軽く30ユーロは超えるんで屋外の屋台で食べる感覚としては破格ざんすね。今回不覚にもお水を持ってくるのを忘れちゃって失敗したワタクシ達ですが、もしここでゴーフルをいただくならドリンク類は自前がお約束かと。
この美味しさをもうちょっとお手軽にできないものかと思うんだけど、コンセプトありきなんでそれは無理なんですかね、Mattagneさんよ。