超久々の歯医者さん@猛暑のブリュッセル

超久々の歯医者さん@猛暑のブリュッセル

いまさら、の猛暑ですブリュッセル。今週からやたらお天気が良くなりまして、一昨日を境にま〜暑いの。TVの天気予報ではしきりに「canicule – カニキュル!」と連呼するお天気お姉さん。これがまだしばらく続きそうなのである。一昨日ちょこっと買い物にでかけた時に車の温度計を見たら乗った直後は43度。いやビックリしました。ま、炎天下に放置してあった車ですからイイ感じに加熱されたみたいですね。
で、本日も暑い

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あまりに晴天過ぎて空が白っぽいの。
そんな超快晴の今朝、先週日曜日にポロッと取れた奥歯の詰め物のお直しに歯医者さんへ。ワタクシ、ブリュッセル、というかこっちの歯医者さんには非常に懐疑的でして10年以上前にやはり詰め物が取れて直してもらった時に全くダメダメで里帰りした際に母の行きつけの近所の歯医者さんでやり直ししてもらったところ、やけに自信満々の女子歯科助手を引き連れた(ほぼ全員が女性というハーレム状態)大先生に見てもらったら一見して「これはもう技術云々の問題じゃないですね。フッ・・・」と吐き出すように言われましてね・・・。ま、口だけじゃなくて実際に腕はよろしいのでずっとお世話になっているわけですが、そんなわけで以来歯の治療は日本で、と心に決めておりました。でもね、こんな風に不慮の事故というか、ポロリと外れちゃったらもうどうしようもないわけで、でもこの絶縁を決めた歯医者(ここはPaulの行きつけ)には絶対かかりたくない。で、キネにかかっていた時に目をつけておいたSte. Elisabethの歯科部門に行ってみようと予約をしてみたらヴァカンス中で患者が(お医者さんもね)少なかったのか割と早く予約が取れて本日の診察と相成りました。
で、結果。いや、いいね〜ここ。気に入りましたわ。人が少ないから最初の総合カウンターの受付も待ち時間30秒くらいですぐに終了、歯科ゾーンへ行けばまたまた空いててカウンターのウラでクロワッサンをパクついてる歯医者さんが。ワタクシ、サイトで顔写真確認済みだったのでこれがワタクシを今日診てくれる先生だということはすぐ分かりましたが、ステッカーを貼った予約表を受付の女性に渡したと同時にそのクロワッサン食べてた先生がニッコリしたかと思えば速攻で「じゃ、こちらへ」と。予約は9時半だったんですがまさかの15分前倒し。海外の、特にヨーロッパにお住まいの皆さんならお分かりかと思うんですが、こういうことってそりゃもう激レアなんですわ。で、診察に入るとワタクシの説明を聞いて速攻で「じゃ、ぷすっと麻酔打ちますね。患者さんに痛〜いと叫ばれちゃうとマズいんで。ウフッ」みたいな感じでいや、先生なんか軽いわ(笑)。その後もいちいち一つ何かやるたびに「じゃくっつかないように頬の裏との間を広げるために綿入れますね〜」とか「洗浄したら綿が濡れちゃったのでここで取り替えますね〜」とか「もうちょっと接着剤を取りますね〜」とか「ゴリゴリ行きますよ〜」とか「口を閉じないで1分間開けておいてくださいね〜動いちゃダメですよ〜うふふ」みたいなね。いや笑っちゃいましたよ。この先生ジョークがお好きなのか、ワタクシが「日本だとこのくらいの施術では麻酔しませんね〜」と言ったら「ホラ、日本は歯医者さんがいなくて皆獣医さんだから麻酔なしなんでしょ。うふふ」と嬉しそうに仰るの。ねえ、先生それって日本人が野蛮ってことかしら?ま、これはブラックジョークとして笑ってあげました。施術自体はそれはもうテキパキと手早く、でも上手だな、という印象でしたので、これはまた何かあった時にはリピだなと。でもね、名前がフラマン系でややこしい名前なので覚えられないのが玉に瑕(汗)。

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