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Brussels KetjepのMauve

2019/12/01Bruxelles.Comments: 0

ベルギーと言えばフリット。そしてフリットになくてはならないのがソース、ざんすね。
フリトゥーズ（フリット専用の電気揚げ鍋）を持たぬ我が家（家中がフリット臭くなるのが嫌なの）はフリット食べるならフリット屋か家で冷凍フリットをオーブンで、が定番。外で食べるんならフリット屋のソースをかけてもらうんで問題なしですが、家だったらまあケチャップやらマヨやら市販のマヨベースのソースでいただくのがどこの家庭でも一般的なんじゃないかと。
我が家も一応CarrefourブランドのSamuraïとAndalouseを揃えていて、とりあえずこれらがあればフリットはOKという感じ。そこにケチャップやらマヨやらマスタードを混ぜて自分好みの味にして食べるのである。
そんな我家に新たなソースが仲間入り。
それはコレ

ちょっと見引いちゃいそうな紫色のソース。
これはメイド・イン・ブリュッセルのBrussels Ketjepの新作Mauve。Mauveってまあ見たまんまのネーミングですけども（笑）。
ここのケチャップとかマヨは美味しいんですがちょっとお高いんでたま〜に買う程度なんですが、この紫色のソースは出た当初から気になってていつか買ういつか買うと思っておりましたが、昨日のお買い物の時にPaulが明日の日曜日はSeanと肉とフリットを食べると言うんで、じゃあコレ行っとく？てな感じで買ってみたのであった。
SeanとPaulの本日のランチはブーダン・ノワールとブラン。どうやらSeanはブーダンノワールが好きらしい。しかしね、これをソテーする時の臭いがもう臭いのなんのって、まあ臓物系が好きな人にはたまらんのかもしれませんが（ブーダンはブタの血のソーセージ）ワタクシベジなんでこういう臭いは拷問に近いのである。
そして男子がブーダン＆フリットを食べてる時にワタクシはSeanのフリットのおこぼれをいただいてみました

ちょっとシュールなフリットになりましたね。
でも、この紫色は原材料名のリストをみると黒人参のエキスみたいです。黒と言ってもどっちかって言うと紫の濃い感じなんで、そのエキスがマヨと混ざるとこういう色になるんでしょうな。それに玉ねぎやケイパーのかけらが入ってて食感もちょっとタルタルソースみたいな感じ。色にちょっと怯むんだけど味はフツーに美味しくて紫色のタルタルソースだと思えば魚のフライにも合うんじゃないかなと。
ちなみにSeanのソースはこんな風

全部混ぜ（笑）。
彼なりに順番があるそうで、まずマヨネーズ、ケチャップ、Samuraï、Andalouse、そして新顔のMauve。これをフリットでグリグリと混ぜて食べるのだ。ワタクシも味見してみたんだけど、まあ渾然一体という感じでどれがどの味やらさっぱり分かんない。美味しいですがね。
このMauve、かのブリュッセルの有名サッカークラブのRSC Anderlechtとパートナーシップをしてるそうな。ふ〜ん。じゃああのVincent Kompany（元ベルギーナショナルチームのキャプテン・怪我しすぎなのよね）も食べてんのかしらね。
Brussels Ketjepにはまだまだ美味しそうなソースがあるんでまた別のも試してみたいと思っております。