Le Bord’eauで海の幸に舌鼓

Le Bord’eauで海の幸に舌鼓

さてさてQuimper二日目はビーチで泳ぐ気マンマンのSeanのために海沿いへ。
しかし、少々肌寒いような気がしないでもないんだけど、少々の肌寒さはへっちゃらだとSean先生。
ビーチの前に海沿いのレストランで海鮮料理をということで、最初はJean-Baptisteオススメのレストランを調べたんだけど、どうも賛否両論で良いという人とNGの人ときっぱり別れすぎているんでこりゃちょっと難しそうだということで断念。色々と調べた結果、DouarnenezにあるLe Bord’eauというレストランが目の前が海でなかなか美味しいと評判なのでGoGo。
途中通り道なので中世の街でフランスの最も美しい村にも選ばれているLocronanに立ち寄ろうということでナビを頼って田舎道を進んでいくと、こんな森の中の道にどうしてこんなに人が?というくらい反対側からハイキング姿の人達がやってくる。さらに進んでいくと道端に花などできれいに飾られた小さなボックス的なスタンドがあって、大体父と娘みたいな感じの親子が店番ならぬボックス番をしててやってきた人と立ち話。この手のボックスが数メートルおきに並んでいるのである。歩いてくる人達を見ててなんとなくこれは巡礼的なやつなんじゃないかと思って、それをPaulに言うと、彼も思い出したみたいで「これはLa Grand Troménieと言って6年に1回ある巡礼みたいなものなんじゃないか」と。へええそんなのがあるわけ?とググってみるとたしかにそのLa Grand Troménieでそれがちょうど今年の7月14から21日だそうで、ワタクシ達バッチリその日程のど真ん中に当たっちまったというわけ。村にあるパーキングはどれも有料になってて(普通週末は無料)村に入る道はバリケードで封鎖されてて徒歩でしか入れないようになっておりました。ちょっと立ち寄るだけでパーキングに強制的に入れて料金取られるのもどうよと言うことで、まあ残念だけど今回はスルーってことでとっとと立ち去ったワタクシ達なのであった。
あっさりとLocronanを諦めたワタクシ達、一路Douarnenezへ。
程なくして到着してみれば土曜日とあって港付近にはmarchéが立ってて通り抜けが出来ない道があったりで若干ウロウロしちゃったものの、無料のパーキングからたまたまお買い物を終えた車が出たところにサクッと駐車。やれやれ。
お昼時にはまだ数分あるのでレストランの場所を確認しようと港の方へ歩いていくとすぐにレストラン発見


海のすぐそばということでbord d’eau(本当はle bord de l’eauですが)をもじってLe Bord’eauなんてフランス人らしい言葉遊びでシャレております。
テラスの方に回ってみるとお店のスタッフたちがテーブルを囲んで一服中。Paulがランチしたいんだけどと話しかけると12時過ぎたら来てくれる?って。どうやら席は確保できたらしい。
あと15分位あるので港 – le port du Rosmeurをお散歩


ただ散歩するんじゃつまらないとでも言わんばかりに水際まで降りていったと思ったらボートの綱を引っ張ろうとするSean(ったくおこちゃまってやつは)。
とりあえず港の端っこまで行くとでっかい漁船の停泊所と卸売市場の近くに一般向けの魚の直売店が2つ並んでおりました


プリップリの新鮮さ。
いいなあこんな美味しそうな魚がフツーに毎日食べられるなんて・・・。
オマール大好きなSeanはまたしても水槽に引き寄せられ


すんごい立派なオマールがわさわさと。
こんな本場ブルターニュのオマールなんかブリュッセルで買ったら一体いくらするんだろうかとケチなワタクシは思わず算盤はじいちゃったり。あ、そうそう、ここにはバケット入りのスープ・ド・ポワソン売ってました。でも、とてもじゃないが夏場に冷蔵ナシでブリュッセルまで持って帰るのは無理であろうと泣く泣く諦めたワタクシです。
そうこうしてるうちに12時になったのでそろそろとレストランの方へと。
お天気もまあまあ良さそうなのでテラスでランチと行こう。
メニューをじっくり吟味して、Seanがあれと〜これと〜と思いっきりアラカルトで色々読み上げるんで、オイオイ待て待て落ち着けって。決してお安いレストランじゃないんで、大体どこのレストランでもそれなりの量があるSeanの大好物のスープ・ド・ポワソンで手打ちに


ここのは缶詰じゃありませんぜ(笑)。
ちゃんとルイユにフロマージュ、そしてたっぷりのクルトンでSeanは大満足。
ワタクシ達大人はここの名物を


le poêlon royal。
まあ、言ってみればこれは海鮮鍋みたいなやつですね。でも、エビにムール貝にホタテにはまぐりがてんこ盛りでお腹いっぱいになります。サーヴされる時に下にあるクリームとよく混ぜて食べてくださいと言われたので掘り返すようにして混ぜ混ぜ。う〜ん美味いぜ!
ところで、Paulがワタクシにキミいつも人の写真撮ってばっかりだからキミのブログ用に食事を前に写真を撮ってあげようと言うんで、アラそう?じゃあ撮ってもらおうかしら、とニッコリ微笑んでみたもののシャッターが下りないんだコレが。
何度も何度もできんできんと言ってやっと撮れたのがコレ


ワタクシめっちゃ怒ってますわ(爆)。
せっかくアツアツで出てきたってのにこんだけ待たせられたら冷めちまうっての。
いや〜さすがにスペシャリテだけあって美味しかった♪
ハグハグ食べてる間に周りを見ると満席。人気あるね〜。ここにして正解。ちなみに平日だとお得なメニューもあり。
すっかりお腹いっぱいになって車に戻る道すがら、並ぶ家のデコレーションを見たり


なんとも素敵な日時計。
ふと足元を見ると


マンホールの隣に金色の魚のプレートが。
いいねえ、海辺の街だねえ。
後で調べて分かったんですが、このDouarnenezはあの一時日本でもちょっと流行ったクイニーアマン(あれってフランス語表記を見るとどうやってもそういう発音にならないんだけど誰が最初にこの読み方にしたのかしらね〜どっちかっていうとクイニャマンに近いんじゃないかと思うんだけど)の発祥の地だったみたいですね。行く前に知ってたらどこかのパティスリーで買ったかもしれぬ・・・。

Le Bord’eau
62, rue Anatole France 29100 Douarnenez
tel: +33 2 98 92 60 86

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