Le Crabe Marteauで蟹三昧

Le Crabe Marteauで蟹三昧

ブルターニュのヴァカンスでここまでまだ一度もレストランに行ってなかったワタクシたち。
いい加減そろそろ美味しい海の幸を食べに行かないとこのまま行かず仕舞いで終わっちまいそうだと連日レストランをググるんですが、これがなんというか心惹かれるレストランがないんですわ。
もうね、クレープ屋か上等なレストランか、のほぼ2択状態でしてね・・・。まあ、ワタクシたちのお財布の紐が締まりすぎってのもあるかもしれないんだけど(汗)せっかくブルターニュに来たってのに海の幸以外を食べる気なんてしないじゃありませんの。そうなると、家族3人で飲み食いして100ユーロ超えは確実なんでじっくりじっくり考えてるうちに最終日になっちまったという。去年もレストラン探しには苦労した記憶があるんですが、どうやらブルターニュのレストラン事情ってのは南仏なんかと大差ないような気がいたしますね。そう考えるとブリュッセルってレストラン安いよな〜と思っちゃいました。
最初、Paulが最終日のディナーにしようよ食料もそんなに残ってないし、なんて言うんで「ちょっとアンタ、荷造りあるのに夜遅くまで飲み食いして一体誰が荷物まとめるんだよ、ワタクシ一人でやるのは嫌ざますよ!」と返すと顔色が変わって「あ、そうか、そうだよね」ですと(なにげに自分はやらないつもりだったか・怒)。そうなるとランチの1択。じゃあLorientに行くんだからLorient方面で探さないとってことで色々探したところ2軒まあまあのところを見つけたんで、まずは予約ってことで目星を付けたレストランに電話で予約を入れようとしたところ電話に出たところでブチッと切れてそれっきり。何度掛け直しても応答ナシ。なんだよ予約できないんじゃダメじゃないの。しかも通話中にブチッと切るなんて感じ悪。
っていうことで残った一つに電話をしてみたらあっさり予約できまして、やれやれこれでやっとレストランに行けるわ・・・。
そしてそして最終日。ランチの予約は12時で15分前にきっちり到着したワタクシたち。
コチラがレストラン


Le Crabe Marteau

名前の通り蟹の専門店。でもってこの蟹をmarteau – トンカチで割っていただくというスタイルで人気だそうな。レヴューも好意的なものが多かったし、プライスもそんなにぼったくってないし家族3人でだいたい70ユーロくらいかな〜というところが懐にも優しいざんすね。
このレストラン、La Baseのすぐ裏にあってロケーション的にもバッチリ。道をちょっと行くとブンカーが見えるくらいなんで、これなら見学の予約時間に間に合うかどうかヤキモキしなくても済むというワケ。
ワタクシたちは15分前に到着しちゃったんで車の中で待ってたんだけどお店の外のテラス席には既に母子が一組待機中。
外にもメニューが置いてあるんでどれどれとチェック


あら、なんかネットで見たメニューより安いような?
これはグッドニュースじゃありませんの。もしかしたら予定してたより安上がりになるかもしれぬとレストランのお勘定担当のワタクシは密かにニンマリ。
12時になったんで先の母子に続いて入店


赤いギンガムチェックに網やらブイやらの漁師グッズで雰囲気盛り上げております。
テーブルには既にトンカチとたたき台がセットされております


新聞紙が敷き詰めてあるのは何かと飛び散るからかしら。
フランス語の新聞紙だとシャレオツに見えるのね(これが朝日新聞とかだと一気に興ざめしちゃうんだけど)。ナプキンの代わりに布巾が結んでおいてあるのも気が利いてます。
メニューを見たらまるごとだけじゃなくてハーフサイズもあるというんで、1キロの蟹まるごとを一人で食べるのはちょっと多いかなと思ってたワタクシたちには朗報。3人でハーフサイズをオーダーすることに。
食べると決まったらお姉さんが一人ひとりに真っ赤な前掛けを掛けてくれます


ブルターニュだけにArmorlux。
かなり使い込んでるのかプリントされたロゴがハゲハゲになってるのはご愛嬌(笑)。
ワタクシたちはアントレを取らないでいきなり蟹


ハーフサイズでも結構デカいっす。
3種のソースと一緒にいただきます。
付け合せはイモ


桶に入って出てくるのだ。
蟹はワタクシの大好きなtourteau – イチョウガニ。これが身がみっちり詰まっててプリップリなのよ。甲羅の下の肉なんかむりゅっと取れてジューシーでもうサイコー。
などとワタクシが美味しい美味しいと食べてる隣でこの人は


なにぶーたれてんの。
どうやら蟹をバラすのが面倒臭すぎてむくれてるんだそうな。ったく面倒臭がりなんだから。こんな美味しいものを食べないで何やってんだと、仕方ないんでワタクシがトンカチでカンカンやって殻を割ってやってやっと機嫌直して食べておりましたが、レストラン選ぶときに蟹と普通の魚のレストランとどっちが良い?って聞いたときに蟹!と即答したのはキミなんですけど。結局Sean的には蟹が既にバラされた状態で出てくるんだと思ってたらしい。あのさ〜tourteauは自分で割ってこそ美味しいのよ。
そうこうしてる間に周りのテーブルはそこそこ埋まってて、皆さんもれなくtourteauを食べてるんであちこちからコンコンカンカンと殻を割る音がにぎやかでしたね。
実はPaulもこういう自分でどうこうするタイプの食べ物が苦手な方で、蟹脚を手つかずで残そうとするんで「ちょっと、中がこんなに詰まってるのに捨ててどうする!」とワタクシ自ら割って見せて捨てるのを押し留めましたわ。もったいないったらありゃしない。
さて、なんだかんだでハーフサイズでもガッツリ満腹になったワタクシ、もうこれで十分かなと思ったら蟹で不完全燃焼したSeanはメニューを見たときからデザートデザートと言ってた通り当然の様にデザートをオーダー。クイニャマンとかファー・ブルトンは既に食べてるんでまだ食べたことのないガトー・ブルトンにしてみました


キャラメルソースがかかっててまさにSean好み。
ここのデザートは自家製だそうな。
予算的に余裕ができたんでワタクシとPaulもデザートをシェア


カフェ・グルマンでブルトンスイーツ全部のせ、みたいな。
左から時計回りに唯一ブルトンじゃないバニラアイス、クイニャマン、カフェ、ガトー・ブルトン、ファー・ブルトン。
カフェに付いてたおまけのクッキー


ちゃんと蟹の形してるのだ。カワイイ。
土曜日のお昼にしてはそこそこ静かだったかもしれないけど、コロナ禍でこれなら上出来なんじゃないかな〜と思ってお勘定のときにお店のお兄ちゃんにどんな感じでっか?と聞いてみれば「6月までずっと閉めててやっと開けられて良かったと思うし自分たちは結構大丈夫。でもよそは大変で結構閉めちゃったところもあるんだよね」とのこと。まあ、そうだよね。彼らはLorient以外にもParisを含めてあと4軒あるみたいなんでしっかりしてるのかも。
いやいや、それにしても蟹、美味しかったざんす。

Le Crabe Marteau
34 Avenue de la Perrière, 56100 Lorient, FEANCE
tel: +33 (0)2 97 59 40 71

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