Vincennesの森のParc Floral

Vincennesの森のParc Floral

今週は雨が降る降るなんて言いながらもやたらいいお天気が続くブリュッセル。窓全開でハエがブンブン入り込んできて鬱陶しいんですが、まあ、気持ち良いので良しとする。
さて、先週の金曜日からのロング・ウィークエンドはParisとViroflayで過ごしました。金曜日は10時半頃家を出発。いつもどおりに高速を走っていたワタクシたち、ふとフランスとの国境が近づいてきていきなりワタクシ固まってしまったのである。どうしてそれが頭に浮かんだのか今となっては記憶に無いんだけど、恐らく旅行に関することだかテロリストのことだかを話していたんじゃないかと(Charleroiの空港のことを話していたような気が)。
実はですね、ワタクシとしたことが自分のパスポートをガッツリ忘れてしまったんですの(大汗)。去年からの一連のパリやブリュセルのテロで日本大使館からベルギー国外へ旅行などの際には必ずパスポートを携行するようにとメルマガで散々言われていたというのにこのザマは。Monsに近づくあたりからこの失態に気づきましていや〜心臓がやたらバクバクしましてね・・・。いえね、ワタクシこれまで車で家族旅行するときってまずパスポートを持って出てなかったんですよ。だってPaulがIDカードあるから平気と力説するのでね。でもワタクシ一応「パスポート持って行ったほうが良いんじゃ?」と聞くことにしていたんですが今回はどういうわけかパスポートのパの字も頭に浮かびませんで丸腰で出かけたというわけです。これまでだと国境はスピードも落とさず普通にガーッと走ってスルーなんですが、案の定時速30キロに落とせという看板が見えてきてビビりまくりのワタクシを横にPaulのクソッタレが(汚い言葉遣いスミマセンね)Seanに「えへへ、ママったら超ビビりまくりだよ」と吐かすのでビビりつつもムカつくのは忘れないワタクシ。だって、検問で止められてもしパスポートがないっていうことがバレたらパスポート取りにとんぼ返りしないといけないわけでしょ?そんなえらい時間のロスをしなきゃなんないわけ?ともう頭の中は「パスポート、パスポート」と連呼状態。そしたらですね、検問に誰もいないの。コラ!Gendarme(憲兵さん)たちよ、仕事してんのかい!ちょっと走ったところの脇にポリスの車が停まっておりましたが中にいるポリスの兄ちゃん、下向いて一生懸命携帯いじってるし(笑・いや、笑い事じゃないわ)。そしたらしばらく行ったところで一台まんまと止められてトランク開けられておりました。これって油断させといて止めるっていう戦法?でも止められてたのは黒人系のお兄ちゃんのご一行でしたね。要するにアラブ系と黒人系で数人乗ってるとまず止められると、まあそういうことでしょうか。とりあえずはワタクシパスポート携行なしで国境越えいたしました。いや〜冷や汗かきましたわ・・・。
さて、そんなこんなでなんとかParisに入りましたワタクシたち。今回は最初からbois de Vincennes(ヴァンセンヌの森)にあるParc Floral(花公園)に行こうと決めておりました。なにしろ5月末まで入場無料と言うんだからそりゃもう利用しない手はないでしょうよ。その話をたまたま先月ブリュッセルからParisにお引越しされたTさんにお話したらなんと彼女も森歩き仲間のグループでParc Floralに遊びに行くということで、あら〜すごい偶然ね〜と我々も途中から合流することに。
この日は車の温度計を見ると28度という夏のようなお天気で快晴。そりゃもう人出が想像できるので車の駐車はさぞかし大変だろうと予想はできたんですが、Parc Floralの入り口がよく分からないんだな、これが。もうちょっと分かるようにしといてくれないかしらね。もしかしたらVincennesのお城の方から行けば楽勝だったかもしれないが、なにしろワタクシたちは高速からParisに入ったのでそんな正面切って行くなんてことは考えてない。いくつかある駐車場は満々に車が駐まっててTさんとSMSで連絡取り合いながら結局Paulに車を駐めに行ってもらうということでなんとか正面入口と思われるゲートからSeanと入場。しかしですね、方向音痴のワタクシがTさんの教えてくれた「遊具が沢山有るところにいます〜♡」という説明で行き着くことができるのか。
無理よっっ!(泣)
だって地図がこんなのしかないんだもの

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目指すところは何となく分かるんだが、歩き始めるとここはどこ私は誰状態。そりゃそうでしょうよ、基本森なんだから道なんてあってないようなものじゃないですの(ちゃんと舗装されて整備されてます。念のため・笑)。あ、でも普通の人なら難しくないんでしょうが、ワタクシのような筋金入りの方向音痴には深い森に迷い込んだのとさして変わらないというね。Seanの手を引いて、どうしようママ分かんないんだけど〜と半べそ状態になりながら、それでも周りを見る余裕だけはあったワタクシ(笑)池の周りの花壇でSeanを激写したりして

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あまりの眩しさに目も細くなるSean先生(後方にみえるのが人工池)。
サングラス必要だね

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こちらの子供たちは赤ちゃんの時から目が日差しに弱いのかサングラス慣れしております。Seanは余り好きじゃないみたいで昔はしたがらなかったけど、最近はイケてると思ったのか気分でかけるように。
写真撮って余裕かましてるように見えても焦りまくってるワタクシ、すっかり自分がフランス語が話せることを忘れておりまして、Tさんとやり取りしていてやっとそのことに気づき(遅い)前方から来る子供連れのパパに遊具のあるという場所はどこでしょうかと聞いてみると「あ〜あ〜それはね〜あっちだよ」とにこやかに指差して教えてくれた方向はなんとなく自分たちが来た方向なんじゃないかという疑惑が。でも、せっかくのアドヴァイスなんだからとにかく行ってみよう!とちょっとしたスロープを越えてたどり着いてみればそこは入り口じゃないかっ!(怒)
なんなのよ〜デタラメ教えやがって〜とプリプリしながらまた振り出しに戻ったワタクシ、使えない例の地図を前にまたしてもTさんとコンタクト。後ろにいるはずのSeanを確認しようと振り返るとキャップ被ったオッサンと遊んでるSean発見。ちょ、誰だそのオッサン!と思ったらPaulだった(笑)。ちょっと〜来たんなら声かけんかい!と更なる怒りを覚えつつ怒らなかったのは彼がワタクシたちの救世主だと分かってたから。早速男子二人に合流して遊具のいっぱいある場所へ行きたい旨伝えると、地図をサクッとみたPaul「うん、これはこっちだね」とさっさと歩き出した。ううむ、常々思うんだけど男性の方向感覚ってのはほぼ野生の勘なんだろうか。羨ましい限りである。
やっと目的地に行けるということで道すがらまたまた写真撮りまくり。
チューリップがちょっと盛りを過ぎちゃってたのが残念だったけど、それなりにキレイだったのでパチパチと。
ピンク〜

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八重のタイプは開ききってるの多し。
黄色〜

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白いのもね。
赤〜

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キレイね〜♡
まだら〜

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Seanはチューリップが好きらしいので喜んでおりました(一過性のものであると思われるが)。
本当はオランダのキューケンホフのチューリップを観に行きたかったんですが、今年はこれでお茶を濁すとしよう。
寄り道しつつ、Tさんに連絡をしたところお迎えに来てくれるということでやっと再会となりました。いやはや、ほぼ1時間のロスですわ。でもね、この公園内って広いくせして地図がやたら少ないの。もうちょっと親切に標識やらなんやらを出しといてほしいものです。
結局Tさんとお友達の皆さんと小一時間ほど雑談してお別れということに。なにしろ暑いので小さいお子さんはちょっとバテちゃったかも。Tさんたちと別れた後遊具を見てみようとふらふらと。Tさんに教えてもらったアスレチックコーナーへ行ってみると人だかりができておりました。ほ〜ナンダナンダと思えばいわゆるチロリアンというヒャッホ〜とロープをレールで伝って木から木へと渡るというアレ

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レベルによって高さが選べるらしい。
でもね、有料でしかも1回20ユーロとな!(レベルに合わせて料金があったものの20と言う数字を見て速攻でその場を去ったボンビーなワタクシたち・笑)めっちゃ高いわ!でもって高所恐怖症気味のSeanはぜったい尻込みしちゃうと思うので勿体無い事この上ない。うん、これは無理だね。ていうか実際やってみたいとも言わないSean(笑)。さ、次行こ次。
てなわけで結局Seanの大好きな滑り台のでっかいのがあったので早速トライ

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子供たちが鈴なりでまともに写真が撮れないくらい。
遠目に見るとこんな具合

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エンドレスがお約束、の滑り台がいくつか集まっております。
そのエンドレスになる前に滑り台から引き剥がしアイスクリームが食べたくてしょうがないと言うSeanを渋々Bioだとかいうアイスの屋台の行列に並ばせるPaul。このアイスクリームもねー、大したのじゃないんだけど3ユーロもしちゃうの。Ziziのアイスなんか盛りが良くて美味しくて2.50ユーロ位ですからね。こういうところの飲食は自前に限りますよ。
本人は至って満足気

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暑かったからね〜。
そろそろViroflayへ移動の準備しつつ公園を回ろうということでプラプラとお散歩。
ちょうど芍薬が満開

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芍薬って派手で大好き♡

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ウチの庭にも一つ欲しい・・・(確実に枯らすので無理)。
最後は入り口に戻って、Paulが車を取ってくるのを待っている間Seanはエンドレスでこのオブジェ的な物にひたすら登っては降りるを繰り返し

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Seanだけじゃなく、他の子供達もここに来れば必ず登るというね。
子供の心理をうまく突いてるな〜と感心したり。
散々待ってやっとPaul到着。かなり遠いところにしか駐められなかった模様です。
ふとiPhoneで天気を見てみたら

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夕方6時近いというのに24度。そりゃ暑いはずだね。
ワタクシにとっては超久しぶりのParc Floral(前回はまだワタクシがParisに住んでる時で展示会で来たので花を愛でるどころではなかったのであった)、全部周ったわけではなかったけど、Tさんにも再会出来たし、花をたくさん見ることも出来たし、Seanも楽しかったということでめでたしめでたし。5月中は入場無料なので是非この機会に行かれることをオススメいたしますよ♪

Parc Floral de Paris
Esplanade du Château de Vincennes, 75012 Paris FRANCE
ちなみにワタクシたちはこの住所↓で行きました。正面入口のある道で駐車場もアリ(駐めれたらラッキー):
Route de la Pylamide, 75012 Paris
tel: +33 (0)1 49 57 24 84

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