なぜか新緑の季節

2021/01/12Bruxelles.Comments: 0

少しずつ日照時間が伸びてきている様子のブリュッセル。
でもお天気はどんよりしててなんとなく気分的にもどんよ〜りとしちゃいますね。ううむマズいマズい。
そんなどんより気分なワタクシですが、そんなことはどこ吹く風の子が我が家にはおります。
あ、Seanじゃないざんすよ（笑）。彼はすっかり思春期、所謂アド（アドレサン）なんで天気なんかには左右されずいつもの調子でぶいぶいやっとります。
じゃあその子は誰か。
この子よ

プラントよ（笑）。
これはもう2年前になりますが前のアパートからここに引っ越す時に庭の生け垣に生えてたスイカズラ（シェーブルフイユ＝ハニーサックル）を成長点らしきところでカットして水栽培を経て植え替えしたもの。このスイカズラ、それはもう良い香りの花を咲かせるんでワタクシ大好きだったんですが、引っ越すに当たりこの花の香りを楽しむことができなくなっちゃうのは残念と、色々調べて移植してみたらとりあえずちゃんと根付いてくれたというワケです。
根付いてからはず〜っとベランダに置いてたんですがなかなか大きくならないし、葉が一応生えてきてもそれ以上増えることもなく、生きてるのかどうか微妙な感じだったんですが、完全に葉が落ちちゃうってことは一度もなかったところを見るとそれなりに頑張ってたみたいです。
ところが、去年は強風が吹き荒れる日が結構あったんでその都度風よけできる場所に移動したりしてたんですが、ある時あまりに強風に煽られて一番長かった枝がちょっと折れてしまったんですね。仕方ないんでセロテープで補強して様子を見ることにしたんですが、年末にまたしても強風が吹き荒れて、冬だけに寒いんでこれはもう家の中に避難させてあげたほうが良いのではとプランターを室内へ入れてみたところ、これがまああれよあれよという間に新芽が出る出る。写真で見ていただくと分かると思うんですがきれいなグリーン色の葉がにょきにょきと出ております。じゃあそれまではどうだったのって言うと、若葉の下にある赤みがかった黒っぽいグリーンというか茶色っぽいのがそれまでの葉っぱざんす。しかもこれまでず〜っとこの状態だったってのがちょっとどうなのっていうね（反省）。
しかもセロテープで補強した部分もコレよ

芽生えてます🌱
なんたる生命力。もうセロテープ剥がしても良いのかもしれないんだけど、剥がす時にポキっとかなっちゃうのが怖くて剥がせないワタクシざんす。これまで外に出してたときはうんともすんともだったのにスゴいったらないの。やっぱり外で育てちゃいけなかったのかしら。でもスイカズラって外に生えてるもんじゃないんですかね・・・。しかしここまで生育に差が出るんならもっと青々するまで室内に置いてあげようと思っております。
そんなわけで我が家は季節外れの新緑の季節を迎えております。こんな時期こういう生命力を間近に感じるのって癒やされますね〜。