キース・ヘリング展
秋・冬には面白い展覧会が目白押しなのはどこの国でも同じじゃないかと思いますが、ここブリュッセルでも色々と良さげな展覧会が開催されておりまして。
その中でもSeanでも楽しめそうなんで連れてってみようと思っていたのが12月6日からBOZARで始まったKeith Haringの展覧会
キース・ヘリングといえば80年代のポップカルチャーの申し子のような立ち位置のアーティストだったのは周知の通り。でもって、あの頃のアーティスト達がAIDSで亡くなって行ったんですが、彼も31歳と早世のアーティストだったわけで・・・。
今回の展覧会はレトロスペクティブと言っても良いかと思える程初期から晩年の作品を集めたもの。結構な人で賑わっておりました。
ワタクシが気に入ったのは皆さんご存知のカラフルな作品じゃなくて、初期のモノクロの作品
ペンで細かく描かれてて繊細な感じ。これらはガッツリとポップになる前の作品と思われ。
彼はマルコム・マクラーレンのLPジャケもデザインしてたんですね
上段左の赤いクリスマスLPは有名ですよね〜。
さて、Seanはキース・ヘリングをどう観たのであろうか・・・
鑑賞中。
今日作文の練習をさせるために展覧会の感想文を日本語とフランス語で書いてもらったんですが、どうやら彼は好きになれなかった模様。どうしてかっていうところで、要はセクシャル&バイオレントな表現があまりに全面に押し出されてて、Seanの言葉を借りると「気持ち悪かった」んだそうな。12歳の少年にゲイカルチャーを理解せよというのは少々難しいかもしれないんだけど、ワタクシ的には純粋にアートの表現としてどう思うのかなと思ったんですが、どうやらそれ以前の問題だったらしい。
例えばコレ
確かにこういうのが多かったんでSeanが嫌悪するのも分からないでもない。そういうお年頃だしね。
でも壁の幅一面のこんな大作とか
色使いのポップさとか簡潔な線描写とか、そういう部分を評価はできなかったみたいで残念。
ま、分かるけどね。もうちょっと大人になったらこういうのも理解できるかもしれぬ。
でも、会場には結構小さな子どもたちが親に連れられて一緒に説明してもらいながら観てましたが、親御さんたちはどうやって説明してたのか気になるところではあるな・・・。
BOZAR
23, rue Ravenstein 1000 Bruxelles
tel: 02 507 82 00
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