小学校卒業🎊
世の中熱波ざんすね・・・。ただいま32度のブリュッセル。
暑い・・・。でもまだ風があるだけマシと言うか耐えられぬほどではないというか。暑いけど家の中では扇風機なしでもとりあえず平気というのがスゴい。いや、慣れってコワイわ。
さて、Seanは昨日小学校を卒業いたしました。幼稚園からず〜っと同じ学校に通って9年、長いようで短かったな〜(しみじみ・・・)。でも、今度は同じ敷地内の中高等部に進むので環境的には大して変わらないというか。でも、中高等部につつがなく進むには試験を通らなければならぬのであった。先週はその卒業試験とも言えるCEB(Le certificat d’études de base – 平たく言えば基本のお勉強が分かっているかどうかを証明するための試験ですかね)がありまして、水曜日を除いて4日間テスト三昧だった子どもたち。
一応中高等部への入学許可は試験の前にもらっていたので、後は試験を失敗しなけりゃ大丈夫というSean。
聞くところによると半分以上取れたらOKだと言うことらしいが、いやいや半分取りゃいいってもんじゃなくてさ、80%以上を狙っていかなきゃダメよと発破をかけておきました。そうじゃないとテキトーにやっちゃって本当に半分くらいで終わりそうなんで(汗)。とりあえず、すべての教科で80%取れたらエルトンのCDを買ってあげようと餌を撒いておいたワタクシですが、さてその結果は。
その結果は木曜日に父兄を前にproclamation(意味は宣言。転じて結果発表ということですね)が行われるということでPaulと学校へ。
Seanはピースで余裕
この笑顔はいつまで持つかね・・・。
毎年色々と式次第というか発表は演出があるらしいんだけど、今年はクラス毎に歌を歌うという事になった模様。これがなぜ歌を歌って成績発表なのかイマイチ微妙なところでして、しかもその歌もなにげにラップ入ってたりして、ううむ今どきの成績発表ってこんな感じなんだろうか。
各クラスの品行優良だった子たちにはご褒美のちょっとしたもの(プラスティックのラケットとかそんなの)が配られ(Seanはもらえず、品行不良ってことですか・汗)その後一人ずつ成績表の授与が。
校長先生と担任の先生から成績表と記念の本を受け取るSean
日本の卒業式で卒業証書を受け取るみたいにちゃんと頭を下げて押し頂いております。
どうやらà la japonaiseで受け取ろうと決めてたらしい。まあ、補習校で卒業式を見てるんで同じようにしたかったみたいですが、流石に一礼して足を揃えて右手左手でいただいて一歩下がって礼とまではやれなかった模様(そんなことしてたら次の子に迷惑かかるって・笑)。でもSeanみたいにちゃんと頭を下げて受け取った子はいなかったんで、こっちではこういうのもらうのもあっさりしてるのね。そう言えば相撲の夏場所の表彰式でトランプがトランプ杯を渡す時賞状を片手でホイと渡してて物議をかもしたんだけど、まあ日本以外ではこんなもんなんだろうな〜。
結果は、ええ、そうね、まあ、う〜ん、ぼちぼちってところですかね・・・(Bye Byeエルトン😅)。流石に得意の算数は8割超えで良かったんだけど後の教科は思ったほど伸びず。本人はチョ〜簡単だった〜と言ってたんだけどあれは一体何だったの(ガックリ)。このCEBはベルギーのフランス語圏の学校で行われるものなんで試験後に問題と回答を公表してくれればどこがどうダメだったのか確認できるんだけど、ベルギーはそういうことやらないんですね(前年度までのは出てるんだけど)。めんどくさいとか?(ありえる・・・)まあでもCEBコケたのは100人近い生徒のうちたった一人だったそうで(当然名前もバレてる)、じゃあその子はどうなるのかと言うと中学校にdifférenciée(ディフェランシエ)というクラスが設けてあって(このクラスがある学校は限られてるとか)そこへ入って再度CEBを受けて受かれば普通のクラスに行けるんだそうな。でもまたコケたら2年目もdifférenciéeでさらにコケたら3年目から商業科へ行く羽目になると。つまり14歳で将来ほぼほぼ決まっちゃうってことですわ・・・。なかなかキビシイざんすね・・・。
ま、とりあえずSeanは通ったんでホッといたしました。
そして翌日はお世話になった担任の先生を囲んでparc Wolwendaelで謝恩会というかpique-nique(屋外で宴会的なことをするのをピクニックと言う)。日が長いので開始は6時から。ワタクシは30分ほど遅れて到着すると、既に子どもたちは大騒ぎ
暑いんで水かけまくってドロドロよ。
お世話になった先生にプレゼントを贈呈して後はワイワイとおしゃべり。
9時を回ったところで先生はお帰りに。一人帰っていく先生を見つけて遊んでた子どもたちが先生を追いかけて
先生、幸せよねえ。
クラスのみんなが同じ学校へ行くわけじゃなく、しかもまだどこの学校へ行くのかも決まってない子達もいたりして、別れを惜しむ子どもたち
希望の中学校の半径4km以内に住んでいないと優先的に入れないというベルギーの制度(Décret inscription)のせいで幼稚園からずっと通ってきた学校に続けて行きたくてもウェイティングリストの100番目とか、8月末になるまでどこの学校に行けるのか分からないとか、楽しいはずのヴァカンスも心から楽しめなくてちょっとかわいそう。8年くらい前にこの制度に変わったらしいんだけど、つくづく馬鹿げた制度だと思いますね。
近所に住んでる組のワタクシ達ともう3家族が最後まで残ってお開きは閉門ギリギリの10時。今年の学校のテーマの通りちゃんとゴミをお持ち帰りいたしましたよ。
Seanは(案の定)補習校の作文の宿題をやっておらず、11頃にワタクシのアシストでなんとかやっつけて就寝したSeanですが、今日の補習校で授業中に居眠りをしてたらしい(先生申し訳ございません🙇🏻♀️)。
やれやれ、これで9月から中学生なんだと思うと、何かと難しくなるんだろうな〜と今から戦々恐々のワタクシなのでありました。とりあえずヴァカンスだぜ🌞
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