La Maison de Chateaubriand

La Maison de Chateaubriand

さて引き続きDomaine départemental de la Vallée-aux-Loupsの散策。
Arboretum de la Vallée-aux-Loupsの巨木に囲まれての散策に非常に満足したワタクシたち、ここでかなりの時間を過ごしまして、すっかりお腹いっぱいになりました。が、せっかくなんだから道挟んだ反対側のかのシャトーブリアンのお宅もちらっと観てみたい。別に中に入るわけじゃないんだし行こ行こ〜と誘ってみれば既にお疲れモードのSeanとPPはいやボクらはそっちに行くのは遠慮してここで待ってるよと。ナンダ、Sean既にオッサンと同じスタミナかい(ゴメンよ、PP・笑)。フン、つまんないヤツらだなと男子二人をArboretumのベンチに置いて、まだ元気のあるElisabeth、Paulそしてワタクシの中年3人組はLa Maison de Chateaubriandへと向かったのであった。
こちら側がmaisonの方の入り口

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門が2つあるんですがさて。
左の立派な方は舗装されてる楽ちんコースで山道系が嫌いな方向け、右の質素な門の方はソバージュ(野生的な)なのがおこのみな方向け、ということらしい。我らは当然ソバージュ系で行ってみることに。
ちゃんと地図もあります

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右端が入り口で、そこから点線が出ておりますのがソバージュコースです。
結局ショートカット的なことになってるんですね。
ソバージュだけに上り坂

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森のなか・・・。
すると森の小道の所々にこんなものが

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シャトーブリアンの文章の一節。
これはひとつ目。
更に行くと二つ目が

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こういう木の間に置いてあるとあら読んでみようかしらという気になりますね。
3つ目

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ソバージュルートではこれが最後。
ふとElisabethにこれ何の作品からの抜粋か分かる?と聞くと「そう言えば学生の頃にChateaubriandについてやったのよね〜。でも全然憶えてないわ〜」って。ま、ずい分昔のことだもんね。一生懸命思い出そうとしてたけど結局思い当たらず「家に帰ってから本を見てみなくっちゃ」と。
さてさくっとソバージュコースも終わり、楽ちんコースと合流

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木漏れ日の下にはベンチが。
少し歩くと建物が見えてきました

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どうやらこれがmaison de Chateaubriandらしい。
グルっと回って正面からお宅拝見

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向かって左の方は田舎風な感じなのにどうしたわけか正面の方はルネッサンス的な雰囲気とでも言おうか、女神の柱なんか立っちゃっております。このちぐはぐさはなんなのかしら。途中でガラリと趣味が変わっちゃったとか?
お庭というかお屋敷前にも文章の一節が立ててあります

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こっちにも

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これまでの続きかしらん。
お屋敷の隣にはsalon de thé

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お天気が良いので繁盛しとります。
一応こちらの敷地内にもシャトーブリアンが旅行から持ち帰った樹木が植えられていたりして、Arboretumまでは行かないまでも巨木を愛でることが出来ます。でもって森と繋がってるのでそのまま森歩きしてもなかなか良さそう。次回はこっちの方も行ってみようとElisabethと話したり。
さて、我々を待ってる男子2名をこれ以上待たせてもマズかろうということで今度は楽ちんコースから坂を下る。
そうするとまた一節が

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楽ちんコースにはこれ一つだけでした。
これってアレかしら、ソバージュコースでは気を紛らわすために多めに設置してあるとか?(いや、そんなに厳しいコースじゃないのでそういう訳じゃなかろう)
この著作の抜粋ですが、恐らくここに住んでいる間に書かれたものではないかしら、とのElisabethの意見ですが、いずれにしてもシャトーブリアンはここにはそれほど長くは住まなかった様子。それってナポレオンに睨まれちゃったからだろうか。サイトにはこのお屋敷に住んでいる時に回想録「Mémoires d’outre-tombe(墓の彼方からの回想)」に着手したということなので、もしかしたらそれからの抜粋かも・・・。
帰りは下り坂なのであっという間に入口に到着。SeanとPPを迎えに行くと、二人してベンチに座って何やら談笑中。聞いてみればSeanがPPにスターウォーズのエピソードを1から順番に詳細に説明していたそうだ。ま、確かにあんだけガッツリ観ていたら説明もきっちりできるわ・・・(笑)。
そんなわけで快晴の土曜日の午後を大いに満喫したワタクシたち。是非また再訪したいよねと皆で話しながら帰途についたのであった。

シャトーブリアン関連といえば

肉(笑)!

いやいや著作を読まねばね

日本ではそんなにたくさん翻訳されていないみたいですね。

シャトーブリアンという名前の収容所での実話の戦争映画もあり

「ブリキの太鼓」のフォルカー・シュレンドルフ監督作。

La Maison de Chateaubriand
87, Rue de Chateaubriand, 92290 Châtenay-Malabry FRANCE
tel: +33 (0)1 55 52 13 00

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Comments:2

  1. maisonの方は中を観ていないので(お屋敷内はどこでも大抵スルーしてしまう・笑)分からないんですが、森の方は良さ気でしたね〜。南西の方はVersailleがあるせいかお上品な感じで良いですよ♪
    それにしても、cocoさんお引越しって?それって全部終わってから?北方面ってどこだろう・・・(まさかSaint Denisはないですよね)。Paris市内ですか?なんか気になっちゃう〜。

  2. うわ~、巨木公園もそうですがステキですね~。
    写真だけで圧巻。 “郊外”と言ってもパリ南部側はおちついた
    雰囲気で羨ましい!!(北方面郊外に引越し予定になっちゃいました・・・)

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