ジャンで血液検査
なんていう意味不明のタイトルで本日のブリュッセル。
ハイ、実はワタクシ今朝8時半に血液検査をして参りました。
なんだ血液検査なんてよくある話じゃないの、よっぽどネタに困ってるんじゃね?などと突っ込まれそうですが(実際否定はできぬワタクシ・汗)ワタクシにとっては今回の血液検査はちょっと重要だったんでございます。
いえね、ワタクシももうすっかりアラフィフでしてそろそろ月のものも来なくなるんじゃないか、そうなると更年期も来るんじゃないか、なんていう話になりましてね・・・。ああ、歳は取りたくないもんですわね・・・(涙)。
しかし、ワタクシこの年になるまで更年期障害の症状めいたものはほとんど体験しておりませんで、しいて言えば去年の夏休みのストレスから体重が落ちて(今はしっかり戻って若干増えたくらい))フラフラ〜っと倒れたりゲロゲロ〜となったり、なんていうのが怪しげな兆候だったのかも、と勘ぐったりもするものの、それが3回くらいあって以来そんな状態にも襲われず(頭クラクラ〜は日常茶飯事なのでカウントせず)、アラやっぱりあれは夏のストレスのせいだったのね、なんて思っておりました。で、今年初め、年に一度の産婦人科の定期検診で今服用しているピルをどうしましょうね、という話になり(この話は五十路を迎える頃から度々私の方からピルはいつまで飲んでも良いんでしょうねと聞いていたものの、自分に何も問題がなければ続けてよしという先生のお話で流れておりました)年齢的にもそろそろネクストステップに行く時期じゃないかということで今回の完全版の血液検査をするということになったわけです。
で、それに先立ってこれまで服用していたピルが全部なくなるまで摂取し続けて最後のシートが終わったら14日間様子を見て、その際に何か体調がおかしくなったりしたらまたピルに復帰することにして、特になければ15日目にこの血液検査をするという指示が。この完全版(フランス語だとcomplet)の血液検査で身体の状態を調べて更年期状態になってるかどうかを知るというんですが、そこでワタクシの身体はすでにバリバリの更年期状態、と出ればピルを完全にやめるか(だって更年期なんだから飲んでてもしょうがない)新たなホルモン剤を服用するのかを決めましょうのこと。
最後のピルを飲み終えて2週間、特に何も変化がないので予約しておいた本日15日目の朝いちで血液検査のワタクシ。しかし、血液調べただけで更年期かどうかが分かるんですね〜。そういうもんなんだ〜と妙に感心したりして。
これがその問診票(というのか何なのか)
あちこちにやたらチェックが入っております。
で、この血液検査の完全版をしてもらうにあたって、朝の飲食はご法度なんですね。前の晩も夜8時以降は飲食NG。まあ水くらいはOKなんですが、最初はワタクシ水も飲まないほうが良いんじゃ?なんて思っていたのでググってみたところ、どうやら添加物の入っていない水やお茶ならOKだそうだ。でもね〜なんとなく不安なのでワタクシはいつも通り朝いちで飲む白湯だけにしときました。
で、タイトルのジャン。こうやってカタカナで書くと人の名前みたいですが、フランス語で(le) jeûne。日本語で言うところの断食。この綴でどうやってジャンと発音するんだと突っ込みたくなるんですが、この完全版の血液検査をする際に必ず言われるのが「à jeûneでお願いしますね」。最初の頃はアジャンって何?と思っておりましたが考えつく限りの綴の組み合わせでアジャンを辞書で引いたってそら出てきませんわ(笑)。で、仕方ないので発音どおりにPaulに聞いてみたらそれは断食(説明はni manger ni boire – つまり飲み食い禁止)だと分かったと。これって結構病院関係で良く使われるので憶えておくと便利です。
そんなわけで今朝はお腹をすかせて血を試験菅4本分採ってもらいましたが、こんな空腹で血を抜かれたらクラ〜っとならないかしらなどと不安に思っておりましたが、勢い良く血がジョボジョボと音を立てて試験管に流れていくのを見るのもまあ楽しいもんですね。サクッと時間通りに終了しまして、アラこういうことって時間通りに出来るんだねキミたち、と妙に感心してクリニックを後にしたワタクシです。
結果は2日程度で出るらしいんだけど週末挟むので先生に聞くのは来週月曜日。さてワタクシはめでたく更年期なのだろうかどうなんだろうか・・・。
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