母の日のプレゼント

母の日のプレゼント

日曜日はベルギーは母の日でした。お隣フランスはまだみたいですが、日本を始めアメリカやカナダ、ドイツなんかはどうやらベルギーと同じく母の日だった模様。
今年はSeanは何をくれるんだろうかと楽しみにしておりましたが、実は既に先週Seanからちょっとヒントのようなものをもらっていたのであった。というのも既に出来上がってて早く渡したくてウズウズしてたSean「ママ〜プレゼントあげてもいい?」と言うんで「母の日に渡さなきゃ意味ないでしょ」と我慢させまして。その時にプレゼント製作中の苦労話を聞いたんですが、どうやら縫い物をしたらしいとな。縫い物って女の子はともかく男の子には少々難問だったんじゃないかなと。特に、こっちでは日本とは違って家庭科みたいなのが授業としてないんで針に糸を通すのも一苦労。Seanは針に糸を通すのがなかなか出来なくて助けを求めるも周りの子達は自分のことだけでせいいっぱいだったのか手伝ってくれず、どうにもこうにも行かず思わず泣いちゃったんですって。ま〜、泣いちゃたっておいおい泣いちゃったの?と聞けば「ううん、声出さないで涙だけだして泣いたの」って(かわいそうにな〜)。声も出さずポロポロ泣いているのを隣の女子が見つけて「お〜!Seanが泣いてるよ、手伝わなきゃ!」とみんなして手伝ってくれたとか。いや、泣いてみるもんだね(笑)。
渡したくてフライングしそうになってたくせして日曜日の当日になってみればすっかり渡すのを忘れていたSean、ワタクシが「今日って何の日だっけ?」と水を向けて初めて「あ、母の日だった〜」って(笑)。
まずはこんなパッケージ

ママ大好きですって💖
どういうわけか現地校なのに日本語ってのはどうして?と聞いたらママが日本人だから日本語にしてみたんだそうな。ワタクシフランス語でも問題ないですけどもね。
なんだかコンパクトなんですが何が入ってるんだろうかと興味津々で開けてみれば

お世辞がいっぱい並んでおりますね(日本語ちょっと変だけど・爆)。ウレシイけど。
メッセージの下にあるのが今回のプレゼントらしい。
Seanの涙と汗の結晶がコレだ


なんだなんだ?


エココットン(メイク落とし)ですって。
今年のSeanの学校の年間テーマがエコロジーということでプレゼントもテーマに沿ったものになった模様です。だからラッピングも新聞紙の再利用。
しかしね〜、はじめてのお裁縫でエココットンってのはちょっと難しかったかもな〜。泣いちゃうのも無理はない・・・。見るとかなり苦労した後が見えてちょっとウルウルしちゃいましたよ。でもね、残念なことにプリントの布が表裏反対になっておりましたの。う〜ん、惜しい。ま、せっかくだからワタクシちゃんとミシンで縫って使えるようにしてあげようと思っております。っていうか使うのワタクシなんですがね。でも一生懸命頑張って泣きべそかいて作ってくれたことがウレシイじゃありませんの。来年は中学でこんなプレゼントは作ってくれるかどうかわかんないし、もしかしたらこれが最後の手作りのプレゼントかもしれぬ。ありがとう、Sean💖

日本でもエココンシャスな人たちは使ってるのかしらん?

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