ノルマンディの〆はエトルタで

2023/12/03Bruxelles.Comments: 0

ワタクシ達一家のノルマンディ旅行の最終デスティネーションはエトルタ。
エトルタといえばあの不思議な形の断崖絶壁の景観で有名なあのエトルタざんすね。ここも夏のヴァカンスシーズン真っ盛りにはオーバーツーリズムですんごい人混みだと思うんですが、秋ともなれば車を駐車するのもちょっと待てばなんとか場所を確保できてサクサク観光できるのでオススメな季節ざんすよ。

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午前中にPont-Audemerを出発して景観の良い道を選んでドライブしてくれたPaulがまず向かったのはVieux Portという地区にあるRoute des Chaumières。

このセーヌ川に沿った53kmのルートに茅葺き屋根のいかに〜もノルマンディの田舎の家（コテージ）が集合している地域

こんな古い茅葺き屋根のコテージがあちこちに。
屋根の上に植物が生えてるのもなんだかカワイイ。
右にも左にも

時間があったら歩いて回りたいところ・・・。
このあたりは車じゃないと来れないところなんで観光としてはちょっとレアなんだけど、とっても可愛らしくていつか歩いてみたいと思ったり。
途中お昼ごはんのついでにと立ち寄ってみた修道院がなんとお昼休み2時間取って閉まっちゃってて入れず、仕方ないんで駐車場でお弁当のサンドイッチを食べて、いよいよエトルタへGoGo。
エトルタの断崖を見るには街からちょっと坂を登ったところにある駐車場に車を停めるのが一番手っ取り早いのだ。でも、シーズンオフでもやっぱり人気の観光地だけあって2箇所ある駐車場は誰かが出ると速攻でゲットする、のせめぎあい。それでもそんなに待たなくても駐車できたものの、これがピークの夏だったら一体どんなことになるんだろうかと（汗）。
坂をてくてく降りて海岸の方へと歩いて行くと見えてきたね

おお〜絶景〜！
ビーチにはあまり人がいなくてごちゃごちゃしてなくて気持ち良い。ただ、ビーチの横の遊歩道は流石にお散歩する人がそこそこ歩いてはいるものの、Mont Saint Michelみたいなことはないざんす。
早速記念撮影

このときはまだ例の嵐Ciaranの話は全く知らぬワタクシ達、強風で髪が乱れてもニッコリ。
断崖に登ってみたいよね〜とPaulに言うと「上に登っちゃったら折角の景色が眺められないじゃないか」と。まあ確かにそうだね。じゃあ反対側の断崖の方に登ってみようぜ！と最近登ったりすると息が乱れるPaulをビーチのベンチに残してSeanとワタクシは崖を登ることに

いや〜これはPaulじゃなくても息が上がりますわ。
下界の景色を休憩と称して（笑）時々見ながらなんとかてっぺんに到着

海の色がすご〜くキレイ。
絶壁の上の方にボツボツとなってるのは人の影であろうか、あっち側からこの崖を見てもそれほどキレイじゃなさそうな気がするんだけど、崖の反対側が見られるっていう約得はありますわね。
しかし、何も遮るものがないこの崖の上、もうすんごい強風で飛ばされそうな勢いなんざんすよ

コートの裾が翻りまくり。
翼があったら軽く飛べそうざんす。なのにワタクシ達ったら崖の端まで行って写真撮るという怖いもの知らず。しかも柵なしでフランス観光地あるある（笑）。Paulが近くにいたら怒られそうざんすよ。
この崖から反対側を見ると

これまた白い壁が。
逆光じゃないから白い色がキレイに見えます。ここには朝に来たほうが、あの奇岩の色がきれいに見えるんであろうね。
十分堪能したんで下界へと降りて、ふとワタクシ達が登った崖を見ると

落石が頻繁にあるかrあ危険との標識が。
しかも自分の命は自分で守れ的なことも書いてある（笑）。よ〜く見るとなんとなく崖が崩れた部分を補強してあったり。まあ、自然の力は人間ではどうすることもできませんからね。
エトルタもワタクシはものすんごい久しぶりで、若かった頃を思い出しました。いつまでも変わらないでいてくれることを祈りつつ、ノルマンディを後にしたワタクシ達なのでありました。