Dries Van Noten @ MOMU(モード博物館)

Dries Van Noten @ MOMU(モード博物館)

どうしたことか、いきなり夏に、いや猛暑に突入しちゃった感のあるヨーロッパ。今週に入ってから連日30度超えで日本の夏を既に味わっているような錯覚を覚えております。
そんなクソ暑い7月1日(35度!)、2月の開始からず〜っと行きたい〜行きたい〜と念仏のように唱えていたMOMU(アントワープのモード博物館)のDries Van Noten. Inspirations展にやっと行って参りました。
このMOMU、いつもなかなか良い展覧会をやるので機会があれば必ず観に行っておりますが、今回のDries Van Notenはすご〜く良かったです♡やっぱり、アントワープ派の中ではダントツに成功した所謂勝ち組のドリスゆえ、博物館側の力の入れようもちょっと違うんじゃないかと。それに、ドリスのHQ、Het ModepaleisがMOMUの目と鼻の先だけあってアーカイヴだって好きなだけ持ってこられるし、きっとドリスはMOMUに何かと協力していると思われるので、展覧会もそれはそれは充実しておりました。
ここんちのいいとろこは12歳以下の子供を連れたすべての大人の料金が8ユーロのところ6ユーロに割引になるという、ファミリーには非常にありがたいシステムなのである。もともと18歳以下は無料というかなり太っ腹な料金設定をしてるんですが、それもこれも博物館を学生にガッツリ見てもらい、アカデミーに是非入ってもらいたいという下心なんじゃないですかね。いいね〜こういう連携プレイ。こういう努力あってこそのアントワープのモードの強さ、なんじゃないだろうか。
さて、肝心の展覧会。
最初は「ボク、モードなんかきらいだよ」とブツクサ言ってたSeanですが、大好きなデヴィッド・ボウイを見たら俄然ノリが良くなった

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おんなじポーズしちゃったりしてね。
展覧会のテーマがInspirationsということで、ボウイもドリスのインスピレーションの一つらしい。
他にも映画「炎のランナー」だったりスペインやメキシコ、インドなどなどの国々、ジオメトリックとかアールデコとかのデザインや各年代からのインスピレーションなどなど、すごく分かりやすくまとめてありましたね。
展示の様子はこんな感じ

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は〜・・・
何しろ光ものにめっぽう弱いワタクシですので、見るもの全部にヨダレが・・・。いいな〜一つでいいから欲しいわ〜(無理・泣)。
ドリスはこの手のビーズ刺繍は昔からインド生産しているようですが、そのインドの職人さん達の仕事ぶりをモニターでず〜っと流してて、これもまたヨダレを垂らしつつ眺めていたワタクシです。う〜ん、ずっと観ていたかった・・・。
モードにはとんと縁のない(ていうかセンス無い)Paulでさえ「いや〜これは良かったね〜」と感心しているくらいだったのでドリスを知らない向きでも十分感動できる展覧会だと思います。7月19日までなのであともう少しで終わっちゃうんですが、もしアントワープに行く機会がある方は是非ご覧あれ!

MOMU (ModeMuseum)
Nationalestraat 28, 2000 Antwerpen
tel: 03 470 27 70

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