Lucy

2015/02/13Bruxelles.Comments: 0

最近夜のTVでちっとも面白い映画を放映してくれないので仕方なくYouTubeで何かないか何かないかと探してるうちにちょっとしたテクを発見してしまった。
実は、YouTubeって人気の映画とか最新映画がUPされたりすると速攻で削除するので映画館に観に行けなかった（っていうかもう殆どご無沙汰状態）アノ映画が観たいと思ってもなかなかそうは行かないのであるが、今回YouTubeで検索してる時にふとあることに気づいたのであります。
それは。
例えばタイトルを伏せて「best drama movies 2014 full movies english」とかなんとかと入力するとアラこれってこの間封切られた人気の映画なんじゃないですか？的なものがパラパラと出てくるんですね。でも、これってその時の運もあるのでそれはもうYouTubeの気分次第って感じみたいですが。これでワタクシの冬の夜長は退屈知らずでございます。
てなわけでこれまでいくつか観たうちから一つご紹介。
皆さんはもう観ちゃってるかと思いますが、去年封切りされてベルギーでもそこそこ話題になったLuc BessonのLucy。

なんでもこの映画、世界で最も観られたフランス映画で堂々の1位だそうで（詳しくはコチラ）。きっとアメリカとか日本で受けたんでしょうね。なにしろリュック・ベッソンだから頭使わなくても楽しめるし何よりアクションてんこ盛りだし。
割と好きなスカーレット・ヨハンソンが出てるのでいっちょ観てみるかとiPadで鑑賞してみました。
いや〜それにしても荒唐無稽な。脳みそに怪しげなヤク注入（お腹経由）で普段10％機能している脳が100％機能しちゃうっていう。でもって機能しちゃったらスカヨハ（ご当地アメリカではスカジョと呼ばれてるみたいですが）がこんなことやあんなことになっちゃう。たったの89分の上映時間でこういう映画が出来上がっちゃうって言うのもある意味ベッソンってスゴいんですが、ま〜簡単で分かりやすくていいわ〜。スカヨハも可愛かったしね。
しかし、冒頭のいかに〜も軽そうな何故か台北の女子大生のスカヨハが

（このファッションセンスはどうなんだろうか・・・。ベッソンの趣味なのかしらね）
BFのこれまた軽い男に頼まれて届け物を押し付けられたら韓国マフィア（台北なのにどうして中国じゃなくて韓国マフィアなのか？）のドラッグ密輸に巻き込まれちゃう。
で、巻き込まれた挙句にとんでもない力が備わりこんなことに

カッコええわ〜♡
そのうち段々カッコイイを通り越して化け物っぽくなっていくのが笑えるが、キレイだから許す。

それにしてもいつからスカーレット・ヨハンソンってアクション女優になっちゃったんだろう。以前はインディーズ系の映画に出たりしてワタクシ的には好きなタイプの女優だったんだけどな〜。やっぱりアベンジャーズみたいなスーパーヒーロー系の映画に出ちゃったりするとタイプキャストされるようになっちゃうんだろうか。
ところで今回YouTubeで観たのはどうやらロシアヴァージョンだったらしい。英語で字幕なしのまま始まったんだけど韓国語でマフィアが喋ってるのにはどういうわけか一切字幕がなくオリジナル・ヴァージョンかと思いきや、舞台がパリに移りフランスの警察がフランス語で喋ってるのには字幕が付いてて、これがロシア語だったのでやっとどこのヴァージョンか判明したという次第。YouTubeにはこういう風にスペイン語字幕とか中国語字幕とかタイ語字幕（まだ1回しかお目にかかったことないけど）の海賊版が出回ってて一体みなさんどうやって仕入れるんでしょうね。ちなみに日本語字幕ってのはまだ観たことないです。メジャーすぎて無理なのかもね。
それにしても突っ込みどころが満載すぎてもはやツッコミはうっちゃって観るべき映画ではあるもののエンターテイメント性ではやっぱりベッソンってスゴいじゃないのと唸らされる1本なのではないでしょうか。ベッソンの映画オタク度満開のこちら、暇つぶしにいかがでしょう？（短いしね♪）