クリスマスのディナーにMont d’Or

クリスマスのディナーにMont d’Or

Noëlも無事に終了して後はお正月を待つばかりのブリュッセル。
そのNoëlは今年は我が家でPaulの両親を招いて細々とランチ・ディナーをいたしました。
メニューはアントレにカニと小エビ、グレープフルーツ、アボカドのタルタル、そしてメインはMont d’Or。
何年か前にPaulママがどうしても料理をする気分になれないと泣きを入れた年があってそのときに孫の提案でラクレットをしたことがあったんですが、あれはなんというか若干カジュアル感が強いという気がするのはワタクシだけでしょうかね・・・。だったらMont d’Orだって似たようなもんじゃないかと言われちゃいそうなんですが、やっぱりホラ、Mont d’Orは期間限定でそれなりのお値段するものなんで(もちろん安いものはいくらでもあるんだけど美味しいのはそれなりにいいお値段なのだ)カジュアルではあるがそれなりにおもてなし感は出るというか。
Paulが両親をLNNの実家までお迎えに行ってる間ワタクシはせっせと準備。実は24日の夕方にアントレに使うアボカドがもしかしたら熟れ過ぎてるんじゃないか疑惑が発生しまして、安全策の為にPaulに1個か2個でいいからひとっ走り行って買って来てくれと頼んだところ、3軒くらい回ったがどこにもアボカドはなかったそうな。ううむ、確かにパーティーのアントレにアボカドは必須なだけあって(アボカドシュリンプとかね)皆さん同じこと考えるんだよね。ないからには今あるこの2個が変色してないことを祈るのみ、と祈って迎えた25日。恐る恐る切ってみたら黒ずみもなく無事でホッと一安心。さすがBioのアボカドだけあるね。しかし、いざ切ってみたらなんとなく量が足りないような。まあ、小ぶりのアボカドだったから仕方ない。大体、このアントレのアイデアを出したのはPaulだったんですが、お買い物をすべて済ませちゃった後に後出しジャンケンのごとく提案するもんだから通常のアボカドの量しか買ってなかったのよ。まあ、でも今更どうしようもないんでコレで行く!ということで準備続行。
このレシピはフランス語のサイトから取ったんですがいろんなサイトで使い回されているんで、元ネタはどこなのかはよく分からず。でも簡単なんでみなさんも是非。
本来はエビをぶつ切りにしてエビと同じ大きさに切ったグレープフルーツにエシャロットとシブレットを加えてオリーブオイルと(塩)胡椒をして冷蔵、グレープフルーツだけでぶつ切りにしたのも冷蔵。そしてアボカドもエビと同じくらいにさいの目に切って変色止めにレモンジュース振りかけて(塩)胡椒&タバスコ少々で冷蔵。そしてこれらをセルクルを使ってエビを一番下、続いてグレープフルーツ、最後にアボカドで3層にして出来上がり。
下がそのオリジナルのレシピ

ワタクシはタラバガニの足がどうしても食べたかったんでタラバの足とそれだけじゃ少なすぎるのでcrevette grise(生食用のグレーの小エビ)を混ぜてパプリカも少々プラス、崩れ防止にマヨネーズをちょっと加えてみました。
こんな感じ


アボカド少ないわ(泣)。
ええ、やっぱりアボカドが予想以上にギリでしたね・・・。後で思ったんですが少ないならそれはそれで潰しちゃっても良かったかな〜と。だって、これってまとまらないんで端から崩れてくるのよ。だから結構瞬間芸的な感じでサーヴに気を遣ったワタクシです。
このアントレの前にはアペロだったんですが、スナックだけじゃ何だよねと思ったんで一応簡単なカナッペも作ってみました


卵のペーストとエビの残りをトマトと和えたの。簡単だけどウマいのだ。
さて、メインはMont d’Or


我が家今年始めてのMont d’Or。
これで500グラム。だいたい500グラムでウチは完食なんで(若干足りないくらい)これを2個。
これにいつもどおりブロッコリーとポテト、それにカリフラワー。後はLa Fleure du Painのバゲットで。
そして付け合せのサラダも


ビーツと人参入りのサラダ。
飾りの卵は半熟加減がいい具合にできてワタクシ一人でほくそ笑んでおりました(笑)。ここにくるみを乾煎りしたのもプラスで完璧。
・・・とワタクシのディナーメニューはうまく行ったわけなんですが、昨日の朝ふと冷蔵庫を開けたときに気づいたことが。
アラやだ、シャルキュトリー出してなかった・・・。フロマージュ買うときにSaint Octaveであれやこれやと一生懸命に選んでもらって買ったというのになんたる失態。
いえね、普段ワタクシ達がMont d’Or食べるときはワタクシがベジなんでシャルキュトリーはナシなんですね。だからすっかりシャルキュトリーが頭から抜けてたんですわ・・・。更にコルニション(ピクルス)も出し忘れ。ま、ワタクシ的には何ら問題なかったんですが、やっぱり特別なディナーでしかもPaul両親はMont d’Orをこうやって食べたことがなかったらしいんで正統派の食し方を見せてあげられなかったのが心残り。ま、完食したから良しとしよう。
で、その出し忘れのシャルキュトリー。せっかくなんで昨夜の夕ご飯でミータリアンの男子2名が食べましたよ


かなりのボリューム。そりゃそうだ、4人前想定して買ったんだもの。
それにしても真っ赤っ赤のハムだね。このハム(というかソーセージというか)はイタリアのやらスイスのやらでベルギー産のは買わなかった模様。
お二人さんは美味しい美味しいとパンが進んでおりました。
ま、出し忘れがあったものの、ディナーは概ね成功したんでワタクシ満足ざます。

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