ブレードランナー 2049
今日から冬時間のブリュッセル。
このところ時間をきっちり前日に調整してから寝てるので、忘れてポカをすることなく冬時間・夏時間を迎えておりますワタクシたち一家。以前はね〜時間を思いっきり間違えて大幅遅刻!とか結構ありましたんで、こりゃもうかなりの進歩だと思いますです。
さて、先週の話になりますが日本より一足はやく封切りになっていたBlade Unner 2049をSeanと一緒に観て参りました。
Blade Runner 2049
日本は27日からでしたね〜。
Seanは10歳ですがとりあえずR指定にはなってませんでしたのでSeanに一応「観たい?」と聞くと「ウン、観たい!」と言うのでそうかそうかじゃあ一緒に行こうではないかと日曜日のマチネを予約。まあ彼が行きたくないと行ってもワタクシは行くつもりでしたがね。なにしろ、80sのSF映画の金字塔、ブレードランナーのファンとしてはやはりこの続編は観なければなるまいて。
一応Seanにはサクッと前作の説明はしておきましたが、何を置いてもSean的にはハン・ソロが出るというのが一番のポイントだった模様。あ、ハン・ソロってのはつまりハリソン・フォードのことですね(笑)。でも、この肝心のハン・ソロもといハリソン・フォードaliasデッカードは映画の終盤まで出てこないんですが、まあ途中で中だるみ的な部分も無きにしもあらずだったので寝ちゃいそうになったらしいですがSean的には2時間43分の長尺もそれほど苦にならなかった模様。私は長さなんぞ全く気にならず、水分補給も最小限にとどめて万全の体勢で臨んだのでおトイレタイムも必要なし。しかしですね、館内いつもよりはまあまあ人が入っておりましたがさすがに長いということもあり、ちょこちょこと中座する人続出でした。ところがこれが見てるとどいつもこいつも男性ばかり。キミたち、男性って女性よりおトイレ遠いんじゃなかったっけ?ワタクシ、映画の上映中はおトイレに立つことだけは何が何でも避けたいと思っておりますので、Seanにも上映前にガッツリとおトイレ行かせたのが功を奏したのか(2−3分前に行ったのにもかかわらず上映寸前に緊張で「ママ!ボクおトイレ行きたい!」と言い出したときは青くなりましたが・汗)最後まで席を立たずちゃんと観ておりました。
今回の映画封切前には前日譚が紹介されたりとか色々と話題作りには事欠かなかったみたいですが、やっぱりBlade Runnerと言えば、あの歌舞伎町や渋谷みたいなネオンバリバリの街の描写
あれをみるとやっぱりおおブレード・ランナーよのぉ〜とウルウルしちゃいますね。
Seanはそこに「うどん」を始めひらがなやらカタカナやら漢字やらがいっぱい出てきて、それを見つけては喜んでおりました。
オリジナルのブレードランナーではバージョンが初公開版、ディレクターズカット、ファイナルカットなどなどと幾つかバージョンがあるみたいなんですが、ワタクシ個人的にはリドリー・スコット監督的には味噌つけられたということで気に入らなかったという初公開版は結構好きでしたけど
(これはディレクターズカットのDVDカバー)
あの最後にヴァン・ゲリスのBGMが流れる中を逃避行ってのがなんとなくロマンチックじゃありませんか。でも公開に先立って2回ほどTVで放映されたのはどちらもファイナルカットの方みたいでしたが。
本作はもうこのディストピアの雰囲気が最高に素晴らしくってこれでオスカーの視覚効果とか撮影のあたりを狙えるんじゃないですかね。
全体的にダークな感じではあるものの、レプリカントの殺し屋ラヴがLAPDの今回のブレードランナーKの上司をあっさり殺しちゃった後でパソコンにログインするために彼女の顔を掴んでスキャンした後にゴツっとデスクにあてて捨てちゃうときには笑いが起こっておりましたし、ところどころにユーモアをはさんだりしてSeanのような子供でも楽しめるようにはなっていたような。でも、お子ちゃまはSean一人だけ、他に子供と言えば両親と一緒に来てた高校生っぽい男の子だけであとは大人オンリー。男女比は同じくらいだったかな〜。
最後はライアン・ゴズリング演じるKは死んでしまったと思われるものの、なんとなくオリジナルのレプリカントの親玉ロイ・バッティーが死んだときのような静かな死に様はオリジナルにオマージュしてたような。オリジナルのディレクターズやファイナルカットではハッピーエンドなのかどうなのかが曖昧なまま終わってたんですが、今回はデッカードが自分の娘に再会してハッピーエンドになってたのは良かったですね。
それにしても35年ぶりってことは俳優もそれなりに年取るってことで。
ハリソン・フォード今昔
新作のハリソン。
いや〜年取ったね・・・。だから彼にはハッピーエンドを味わわせてあげたのかしら。
レプリカントのレイチェルも出てくるんですがさすがにショーン・ヤングをそのまんま出すわけには行かず(彼女はかなり劣化が進んでいるご様子)CG処理されておりました。でも撮影のときにはショーン・ヤングも骨格取りなんかで演じたそうな(だからクレジットにもでかでかと彼女の名前が出てたのね)。
いやはやそれにしても、上映時間の長さゆえ本国アメリカでは大ヒットとは行かない出だしだったらしいですが、ワタクシは好きでしたよ。日本ではどんな具合なんでしょうか・・・。
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