今年のビュッシュ＠Patisserie Sasaki

2023/12/27Bruxelles.Comments: 0

そんなわけでクリスマス当日は出張ディナーと相成りました。
Paulママは今年の夏に夫（Paulパパ）を亡くしたこともあり、寂しいクリスマスは気の毒だということで、一番しがらみの少ない我が家が一緒に過ごしてあげることに。っていうか他のきょうだいは配偶者の家族の方とクリスマスパーティーをやるんで、毎年大体この役目は我が家ということになるんですね。まあ家族がもうちょっと少なかったときはPaul実家でワイワイとパーティーをしたもんですが、各々の子どもたちがみんな大きくなってそれぞれに家庭ができちゃうとそれも仕方ないのかな〜と思ったりはするものの、せめて今年くらいは自分たちの母親と一緒に過ごしてやれんのかとワタクシは思っちゃうんですがね。こういうところは結構ドライな人たちなのであった。

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イヴのディナーはPicardでなんとかしのいだワタクシ。クリスマスは出張ディナーってことで、ちょっと朝から大変なのでありました。

一応メインはPaulママからのリクエストでMont D’Orと決まっておりまして、これはもうオーブンに突っ込んどけばなんとかなるやつなんで問題はナシ。デザートはPatisserie Sasakiでいつものようにビュッシュをオーダーしてるんでこれまたノープロブレム。じゃあアントレはどうするかということで、Poissonnerie Kamoでワタクシのイヴのブリと一緒に海老のクリームコロッケを4個購入（1個5ユーロの高級品でっせ）、でもこれだけじゃ足りない。ってなわけでサーモンのパテを作ってみました。
これは本当ならパウンド型で作るんだけど、小ぶりのパウンド型が我が家にはないんでマフィン型に入れて個別に拵えることに。で、ワタクシここでちょいと考えましたね。普通にパウンドケーキを焼くみたいに焼いても良かったんだけど、ちょっとふんわりしたのにすると上品になるんじゃないかと思ってお湯を張って蒸し焼きにしてみたら大成功だったのであった。
どうよ

右がサーモンのパテ。
これがまたふんわりとムースっぽい出来になってそりゃもうお上品な口当たりになりまして、ワタクシったら良く思いついたわねと自画自賛しちゃいました（笑）。あ、もちろん隣のエビコロッケも美味しかったざんすよ。だって5ユーロなんだもん、美味しくなかったら怒りまっせ（笑）。
そしてメインはMont-D’Or

いつもの付け合せの面々。
サラダはレンズ豆のサラダでこれまたいつも通り。Mont D’OrはSeanがガッツリ食べるのを予想して大小2個用意。小さい方は恐らく250〜300グラムで、Sean一人でぺろりと平らげちゃう大きさ。ワタクシ達大人は500〜600グラムの大きいのを3人で分けることに。今年初めてのMont D’Orだったけどちゃんとしたフロマジュリーで買ったんで文句なしの美味しさ。
ちゃんとしたフロマジュリー、Saint Octave