BASQUIAT x WARHOL À QUATRE MAINS @Fondation Louis Vuitton

2023/09/21Bruxelles.Comments: 0

強風の後は雨、のブリュッセル。
これで一気に涼しくなっちゃうんだろうか。なんとなく秋のような風情になってきた気もするし、大体９月末になろうかと言うのに２５度以上のお天気なんてちょっと異常と言えば異常な今年なんですよね〜。

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La Mosquée de ParisでまったりとティータイムをしてSeanを自然史博物館にお迎えに行ったPaul＆ワタクシ。

Seanのヴァーチャル体験の話を聞きながらいよいよ今回の美術館巡り＠Parisを締めくくるべく次なるデスティネーションへ。ラストを飾るのはFondation Louis Vuitton。

ここでBasquiaとAndy Warholのエクスポジションがやってるというのを滞在中に知ったワタクシ達、早速予約をしてチケットをゲットしたのでありました。８月２８日までだったんで結構ギリギリのタイミング。エクスポジションのタイトルはBASQUIAT x WARHOL À QUATRE MAINS（バスキアｘウォーホル　４本の手：これは連弾＝コラボみたいな意味合いかも）。これはバスキアとウォーホルがコラボして作品を沢山残してた時期のコレクションを集めたものだそうな。確かにある時期彼らは近しい友人だったしね。どうやらこのオリジナルの展覧会は１９８５年に開催されたんだけど失敗に終わってしまったそうで、その２年後にウォーホルが、翌年にはバスキアも亡くなってしまったと。そんなわけで、これはそんないわくつきのリバイバルの展覧会というわけざんすね。
実は、ワタクシ達は２０１５年にまだFondation Louis Vuittonができたばかりの頃に一度エクスポジションを観に来ているのです。

その時のタイトルはPop et Musique（ポップとミュージック）。奇しくもこのときもバスキアとウォーホルの絵が展示されてたんですね〜。いやはや奇遇な。
まずはやって来ましたFondation Louis Vuitton

相変わらず素敵なフランク・ゲーリーのアーキテクト。
いえね、ここに来るのにバスを使えばフツーに来れるはずだったんですが、なんと乗ったバスが途中までしか行かないという不測の事態に。仕方なくFondationまで歩くかとブーローニュの森をてくてくと歩き始めたものの、どう考えてもこのまま歩いてたら絶対予約の時間に間に合わないという雰囲気になり、途中の駐車場っぽい所まで来てタクシーが停まってたんで運ちゃんに「あの〜すみません、すっごく近くて申し訳ないんですがFondation Louis Vuittonまで行ってもらえます？」と聞いてみたら快くOKしてくれたんで（まあ運ちゃん的には流してFondationまで行くよりお客乗せて最低料金でももらったほうがマシだろうし、Fondationの前ならお客もすぐ捕まえられるし渡りに船であろう）暑い中歩き疲れてたワタクシ達は思わずタクシーの中で涼んじゃいましたわ（笑）。タクシーを拾ったおかげでなんとかギリで時間に間に合ってセーフ。
じゃ早速観てみようじゃないの

ミュージアムショップもスタイリッシュ。
結構人が入っておりましたね〜。
まずは彼らの最初のコラボと思われる作品

ポラロイドをウォーホルが撮ってそれを元にバスキアが絵に仕上げた、というコラボ。
当時のウォーホールのイケメンのお仲間のポートレイトも

フランチェスコ・クレメンテ by ウォーホル。
彼はComme des Garçonsのモデルなんかもしてたんで、当時のワタクシはてっきりモデルだと思っておりました。彼の作品もカラフルで確かにウォーホルと仲良くなるのも頷ける。
パラマウントのロゴのシリーズ

なぜかひらがながところどころに散りばめられてて謎。
男性のプロフィールがどうしてもドナルド・トランプに見えちゃうのはワタクシだけだろうか・・・。
１階を見終わったら上の階へ

ちょっとアートっぽく撮ってみました。
エクスポジションのメインイメージにもなってるポートレイト

ボクシングのシリーズ。
絵皿なんかも

このヘタウマな感じが和むのよね。
1枚欲しいな〜。って買えないっての（笑）。
こちらはPaulがすご〜く気に入ったという1枚

Felix The Cat。
でもなぜか隣には黒人女性のヌード。そして蝶ネクタイが結んで開いて（笑）。
総点数160点で見応えたっぷり。他にもキース・ヘリングやジェニー・ホルツァーなどなど同時代のアーティストの作品も展示してありました。
さて、お約束のミュージアムショップに行ってみよう。
ワタクシこのポスターが欲しかったんですの