Yag

Yag

美食の都、ブリュッセルも最近はヘルシー傾向にあるらしくレストランもBioの食材を使った体にやさしいメニューで勝負のレストランが増えております。そんないくつかのレストランの中からランチに選んだのがYag。この一風変わった名前は“You Are What You Eat – You Are Great (YAG)”から来てるそうで。コンセプトは体に良いものを! という昨今のトレンディ一直球勝負のレストランです。
店内はナチュラルな雰囲気のシンプルな内装


店内はご覧の通りウナギの寝床状態。左側がカウンターでオープンキッチンになってます。
店内に入ってみるとまだお客さんは誰もいない。な〜んだ誰も居ないじゃんと思ってたら実は予約で一杯だった(汗)。写真に写ってるテーブルの上の小さい黒いカード、これに予約の時間が書かれているんですね~。で、それがずらずら〜っと。へぇそんなに人気なのか〜とどうしようかと思ってたらお兄さん、一番手前の席を指して「ここのテーブルは1時半の予約なのでそれまでで良ければここでどうぞ」と言ってくれたので迷わず着席。
メニューを聞くと友人が外では絶対食べたくないサーモンだったので本日のプラからチョイスすることにした。


こんな感じでメニューが出てきます。私たちがオーダーしたのはPlat cuit(暖かいメイン料理)の中のgateau de riz(ライスプディング)。gateau de rizというとお菓子を想像しちゃうので一体どんなもんだと聞いてみたらお兄さん親切に作ってるのを見せてくれた。(このお兄さんいちいち親切で高感度高し)言ってみればBioのお米を(ヘルシー系だけに多分玄米かな)色々な野菜と混ぜて低温でゆっくりと蒸したものだそう。おおなんかヘルシー感がプンプンしてるじゃないの、ということで二人ともこれに決定。
飲み物はサイトで紹介されてた昆布茶にしてみようとこれまた二人ともオーダーしてみたら出てきたのがコレ


冷たいのが出てきた(笑)。しかも炭酸入ってるし。でもラベルにはKONBUCHAって書いてあるんだけど、どう考えても変わった味の炭酸飲料としか思えないの、コレ。寒いから暖かいのが飲めるかと思ってたんだけどまぁこれも経験と言うことでお兄さんが替えましょうかと言ってくれたけどそのままで行くことに。
ちなみに手前にあるのは付け出し風の日本式に言うなら野菜の酢の物っぽいもの。でも日本風のを期待しちゃだめなんで、そう思わなければまァこんなもんかな〜と言う感じ。お箸が置いてあったりするので結構日本食に影響されてるみたいです。メニューにもmiso soupeとかあるし。でもさ、ミソスープ12ユーロはないでしょうよ。友人と二人で日本人がお味噌汁に12ユーロは何がどうあっても絶対払わないよね〜と大笑いしました。一体何が入ってるんだろうか。コワいもの見たさもあるけどでもやっぱり12ユーロ払うのはヤダな〜。
さて、そうこうしてるうちにgateau de rizがやってきました。


上品〜な盛り付け&量ですが、日本人女性で食いしん坊じゃなければ大丈夫な量です。でもこっちの人には足りないかも。
いやこれが想像してたよりかなり美味しかったです。特に濃いピンク色したピュレ、美味し〜い♪どの野菜のピュレなんだろうか、知りたい!と思って一生懸命味わってみたけど分かんなかったなぁ。しまったあのお兄さんに聞けばよかった。でも、そんなことお願いできないくらいに後から後から予約したお客さんが入って来てあっという間に満席になってしまった。これは確かに予約しないとダメみたいね。
ところで、食べ終わったあたりで友人がなんか暑いわ~というので「?」。確かに寒い外から店内に入った時暖房が良く効いててあったかいわ~とは思ったけど暑いほどじゃない。どうしたのかと思ったらなんのことはない例のピュレに赤ワインが仕込んであったのであった。なるほど、あれでピンク色に染まってたってわけね。友人は下戸なのでアルコールNG。でもワインの味はそれほど主張してなかったような気がするんだけど、弱い人はお料理にちょっと入ってても赤くなっちゃうんだ。
いやはやとにかく全部美味しかった。これはもう大正解。予約でいっぱいなのも頷ける。ここはリピ絶対したい感じです。予約は絶対忘れずに!

追記)Yagは閉店しました。現在は同じメンバーが同じ場所でワインバーTarzanとして再出発、営業中。

YAG
59, rue Washington 1050 Bruxelles
tel: 02 538 65 80

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