アール・デコ＆アール・ヌーヴォー建築＠ブリュッセル

2023/11/01Bruxelles.Comments: 0

なんと今日から11月、のブリュッセル。
昨日はハロウィンということでママ友さんのお宅（restaurant KAMOの女将Makiさんち）に集まって手巻き寿司パーティーを子どもたちと一緒にいたしました。なにしろ手巻き寿司の具がpoissonnerie KAMOのお刺し身なんで美味しくないわけがないんざんすよ。せっかくのハロウィンなのでワタクシもゴス風メイクにしてアダムス・ファミリーのママっぽくしてお出かけいたしました。

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さて、もはや10月の話になっちゃったんですがYさんのブリュッセル滞在レポ（笑）。
ワタクシの靴擦れのせいでどこにも行けないのは心苦しいんで、Paulに車を出してもらってちょっとだけドライブ。
ブリュッセルといえばアール・デコ、アール・ヌーヴォーの建築物があちこちにあるんで、いくつかピックアップしてみました。
まずはVilla Empain

美しいざんすね・・・。

Villa Empain
67, av. Franklin Roosevelt 1050 Bruxelles
tel： 02 627 52 30

実はここは森歩きの際に裏からちょっと覗くくらいしかしたことがなかったんで是非中を見てみたいと思っておりました。期待して到着してみれば小さなアネックスしか開いていない様子。どうやら展覧会をやってないときは中を見ることができないらしい。うう残念・・・。
仕方ないから入り口のドアでも

典型的なアール・デコで素敵・・・。
気を取り直してもう一つ有名な建築へ行ってみよう。
それはコレ

Le Palais Stoclet。

Le Palais Stoclet
279,aAv. de Tervueren 1150 Bruxelles

ここは時代的にはアール・ヌーヴォーに当たるんだけど様式は十分アール・デコ。残念なことにここは遺産の相続人が内部を公開したくないっていうことで観られないのである。内装はクリムトとクノップフというワタクシの大好きなアーティストが手掛けてて家具から日用品まですべてがオリジナルというスンバラシイ芸術作品なのに見せてくれないなんて、どんだけケチなの（怒）。まあ緑青が滲んじゃっててもうちょっとちゃんとお手入れしてほしいもんだとは思いますが、それでもやっぱり素晴らしいざんすね。
そして次なる建築物はこちら

La Maison Cauchie。
ここはガチのアール・ヌーヴォー。ここは内部を見ることはできるらしいんだけど事前予約が必要ということで、外観だけ拝ませていただきました。
表札的なものもアール・ヌーヴォー

Cauchie夫妻はどうやらデコレーターだった様子。
レッスンとかしてたみたいでこの表札と対になってるプレートにはアトリエと書いてありました。
このLa Maison Cauchieのすぐ近くはParc du Cinquantenaireがあるのでせっかくだからワタクシの足の様子を見ながら少しお散歩をすることに。
muséeの方へ行くと何やら人が集まってるんで見に行ってみると

こんな風に昔の兵隊さんの格好をした人たちが。
軍楽隊みたいなのもいたりしてなんだろうと思ってmusée militaireにいる係員のお兄さんに聞いてみたら、どうやらこの日はMusée Royal De L’Armée Bruxellesの100周年記念なんだそうな。へ〜だからこのレトロな格好なのね。

ふと見ればすぐ近くに戦車が

これはレトロでもなんでもない現役バリバリの戦車。
多分ドイツ聖のじゃないかと（この手のがウクライナに送られたのかも）。すごいね〜と近くで見てたらおもむろにぶぉっっと大きな音がしたかと思ったら黒い煙を巻き上げてドドドドドドと動き出すじゃありませんの。いや〜あまりのでっかい音でびっくりいたしました。そしたら周りにいた若い兄ちゃんたちが「ハイルヒトラー！」などと言いながら後ろを追いかけて行ったのだ。なんてお馬鹿な奴らなんだろうか。それはさておいても実際に動く戦車を至近距離で見るなんてことはそうそうないんで貴重な体験をいたしましたわ。
そんなこんなでミニツアーは終了。ワタクシの足もそれほど痛むことなく無事だったのが何より。