男子二人とアントワープ観光

2023/07/09Bruxelles.Comments: 0

暑〜いブリュッセル、ざんす・・・。
まあ今日までみたいなんですけどね〜。さっきは雷が鳴って雨がザーッと降ったと思ったらもう止んじゃってまた蒸し暑くなっております。
昨日はSeanのスニーカーを買いにrue Neuveに出かけたんですがsoldes真っ盛りで両手にショッピングバッグを下げた老若男女がわんさか繰り出しておりました。Seanはレブロン・ジェームズモデルを（無理やり・笑）ゲットできて大満足でございましたよ。

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さて、滞在3日目のUくん、土曜日ということでSeanも加えて3人でアントワープへ行くことにいたしました。
まずはアントワープのセントラル駅から

世界で一番美しい駅だとか。
まずは歩いて繁華街の方へと向かうワタクシ達。そう言えば、途中に高級フリットのFrites Atelierがあったな〜と思い出し、お昼にはまだちょっと早いけど食事時になると行列必至なんでまずはお昼ごはんからということで。

Frites Atelier

相変わらずの人気。
12時ちょっと前ということでまだ行列はないけどイートインの席はそこそこ埋まっておりました。とりあえず空いてる席に滑り込んで各々オーダーを

ワタクシはペスト−ジェノヴェーゼのトッピングを。
男子二人は

リミテッドエディションだというクリーミーカルボナーラ。
結構カロリー高そうな見た目ざんす（汗）。まあここのフリットはオランダ発のなんでベルギーのフリットじゃないんだけど、Uくんが彼のクラスにベルギーから着たカワイイ女子からここのフリットが美味しいと聞いてきたらしく、喜んでました。
さて、お腹も膨れたんで観光行ってみようか。
今回はワタクシ一人で子供二人を連れてのアントワープなんでまごついちゃなんねえとこちらの観光ルートを100％参考にいたしました。

ルートはこんな感じ

結構歩きまっせ〜。
まず最初の中央駅は既に到着したときに観たんでその次のスポット、とは行ってもルーベンスハウスは改装中で閉まってるし、Uくんはあまり美術館系は興味がなさそうだということが前日で判明してたんでその辺のスポットは全てパスして聖母大聖堂へと。
大聖堂前にはこれがあるのよね

ネロとパトラッシュの像。
周りを歩く人達のなんやコレっていう微妙な表情からも分かる通り、この像が何なのかを分かるのは恐らく日本人、しかもワタクシぐらいのジェネレーションしかほぼほぼいないんじゃないかと。それを証拠にUくんにネロとパトラッシュのお話を知ってる？と聞いたら知らぬと即答。ワタクシがしきりにフランダースの犬っていう感動アニメがあったんだけどね〜と説明するも何も響かない様子。まあね、もはや再放送もしてないかもしれないし今の子供達は分かんないだろうね。なにしろ、原作はイギリス人作家が書いた小説なんでベルギー人に聞いてもそんな話は知らんと帰ってくる有様なんで。それなのによくまあこんな地面を掘り起こすようなオブジェを大聖堂の真ん前に設置したもんだと感心いたしますわ（日本人観光客がその頃は圧倒的に多かったっていうことの証ざんすね）。
大聖堂は子どもたちは無料、ワタクシが12ユーロ。この入場料のせいでワタクシはこれまで一度も中を観たことがなかったんですが（だってこのくらいの大聖堂を見るのに拝観料払うってちょっとどうなのかしらと思ったんざます）まあこういう機会だからちょっと奮発してみました。
内部はなかなか素晴らしかったざんすよ

ゴシック様式っが美しい。
さてこちらがルーベンスのキリストの昇架

ネロが見たかったのはこれと対になってるキリストの降架の方。
もちろん今は思いっきり展示中なんでカーテンはかかってないんですけどね（笑）。ワタクシは降架より昇架の方が縁起が良さそうで好きですわ。
こんな感じの大きな絵画がいくつか展示されております。
ワタクシはどっちかっていうと教会の中のこういうディテイルの方が気になる

宇宙を感じさせるモチーフ。
男子二人は見学もそこそこにおしゃべりしてばかりなんでワタクシが観終わったら早々に退散。
お次はすぐ近くにあるGrote Marktへ

ブラボーの像の後ろは市庁舎。
Grand Placeもそうだったけど、ここもまたやけにきれいになっててコロナの間暇だったからかお掃除ガッツリした様子。
そしてここからレスコー川に向い（方向音痴のワタクシ、Google Mapのナビは片時も手放せず・笑）川岸に建つHet Steenへ。ま、ここは元は要塞だったみたいなんですが、今はツーリスト・インフォメーションセンターとして使われているみたいざんす。アントワープの街の展示がしてあったりオリジナルグッズの販売があったり、展望台でパノラマも観られるんでこれで入場無料はなかなかお得。おトイレ休憩も出来て便利（とってもキレイなんでオススメ）。
川沿いをお散歩しながら今度はMAS（アントワープ美術館）へと向かう我ら。
Seanがまだ小さいときにここがまだ出来たばかりの頃に一緒に来たんだけど、Seanは記憶にないらしい。

2014年だからかれこれ9年前。小学一年生だったら覚えていそうなんだけどね〜。
ここも屋上の展望フロアがオススメで特に展示には興味ナシの男子2名はエスカレーターをガンガン登って屋上へ。風がめっぽう強かったけど遠くまで見渡せて気持ちよかったざんす。
途中の階にはこんなオブジェがあったり

結構リアル（笑）。
外から見上げると誰かテラスに立ってるみたいに見えるの。昔来たときにはこれはなかったような気が。
結構楽しんだ様子のUくん＆Sean。結構歩いたんでそろそろおやつが食べたいと言う。せっかくだからゴーフルにしようとSeanが言うんでアントワープで一番美味しいというゴーフルやはどこよと調べたらこの近くに1軒あるみたいなんでまたまたGoogle Mapでナビしながら到着してみれば、なんとお休みじゃありませんの！こんなに歩いて楽しみにしてきたってのに何よ〜、と憤慨しt女夫閉まってるものは仕方がない。じゃあ仕方がない、とここでふと観光ルートにあったSaint Paul教会（Sint-Pauluskerk）が近くにあるというんでちょっと寄ってみる

これがまたコテコテのバロックで。
でも、ワタクシこういうのすごく好きざんす（笑）。まあここはゴシックとバロックの融合といった感じですかね。サクッと見て回れる規模のこぢんまりした教会です。
電車の時間があるんであまりゆっくりしてはいられないワタクシ達、子どもたちが行きたいと言ったところがナショナルストリートでこの場所からは街の反対側に当たるんで結構歩かないといけないんだけど、男子たちにキミたちそれでも大丈夫かねと聞いたら平気だと言うんで（食い気のほうが勝った模様）じゃあ頑張っていくべ、とゴーフル屋さんを目指したワタクシ達なのであった・・・。