BOZAR Retaurant
お寒うございます、ブリュッセル。
マロニエ祭を頑張ったご褒美に美味しいものを食べに行こうとJasmineさんをお誘いしてランチへ。
向かった先はBozar(Baux Artsの言葉遊びですね)のレストラン(カフェもあり)。
BOZAR Restaurant
割とミニマリストなエントランス。
中に入るときれいめのビストロ風
コート掛けとか昔のを残しているんだろうか。
昔の店内の写真にもこのコート掛けが
昔でも十分オシャレな感じですね。
実はワタクシこのレストランは出来た時というかリニューアル(復活)オープンというか、まあその頃から気になってはいたんですが、最初のシェフがお肉のスペシャリストだったらしくメニューの殆どがお肉でワタクシは何一つ食べられませんがな状態で、内装とかすごく好みだったのに行けず仕舞いになっておりました。ところが、そんなふうにお肉専門だとばっかり思って見向きもしないでいたら知らないうちにミシュラン一つ星を取ってメニューもちゃんと魚料理もある普通のレストランになっていたと。どうやら最初のシェフはとうの昔に去った模様で今のシェフはKaren Torosyanというアルメニア系の方だそうで、なんでも2015年のパイ生地(pâte-en-croûte)の世界チャンピオンなんだそうな。
ま、そんなこんなは後で知ったことなんですがね。
とりあえずワタクシはやっぱりランチ39ユーロというミシュラン一つ星にしてはやけにリーズナブルなメニューを試してみたいと思い、予約の際にはお肉がダメな人が一名おります(それはワタクシ)と伝えておいたのであった。
サーヴィスのお兄ちゃんにそれを伝えたらなんとなくよく分かっていない様子で、ふんこやつは何も聞いてないな、と分かり、最初からこれこれ云々ワタクシはお肉ダメなんでランチで魚はあるのかなと聞けば、もちろんな〜んにも問題ありませんよ!と満面の笑みで返答が。安心してじゃあ今日のランチは何だねと聞けばタラだそうで、迷わずランチでシルヴプレ。
そして早速やって来たアミューズ・ブーシュ。お兄ちゃんは自信たっぷりにこちらは牛のタルタルの〜と来たので「ワタクシお肉ダメざますよ。食べられませ〜ん」と言うと速攻で取り替えに走ってくれましたが、ったく、最初に話したことが(そもそも予約でコメント付けてるんだけど)全然伝わってないのよ。
なんて思ってたら別の付け出しが
エビのコロッケ。
まあなんてお上品でシャレオツな。
ランチメニューのアントレはシャンピニオンのスープだと言っていたので一瞬スープっぽい見た目にアミューズすっ飛ばしてアントレが来ちまったか!と思っちゃったワタクシですが、スープっぽく見えたのはソースで冷たいエスプーマでした。
コロッケ食べてたら、ハイ、こちらがアミューズで、とワタクシ用に盛り付け直したお皿が
ワタクシ用のタルトレットはフムスだそうで。
それにしてもタルトレットの脇にあるクリームの入ったチューブ状のビスケットが昔懐かしいお菓子を思い起こさせて、これがJasmineさんと、ねえ、あれねえ、何だっけ?と散々頭を捻って思い出そうとしたんだけどどうにもこうにも思い出せず、悶々としながらいただくことに。
そしたら先程やっと見つけましたわ。
これ
クリームコロン。
ああスッキリした〜。この手のお菓子っててっきりブルボンだと思ってたらこれは江崎グリコだったのね。なんだか食べたくなってきちゃいましたわ。
肝心のアミューズはフムスはスパイシー、クリームコロンもどきもチーズ味で好みの味で美味し。
お次はチーズ風味のクリームの入ったプチシュー
可愛らしいじゃありませんの。
でもねちょいとチーズ風味を繰り返し過ぎで芸がないわねなんて思ったり。ま、アミューズだからいいのか。
そしてやっとアントレのシャンピニオンのスープ
最初はこの状態で出てきました。
スプーンを入れると下の方から濃い色が出てきたので、どうやらこれは混ぜてお食べということか
上の黄色いのはまたしてもフロマージュでパルメザンのエスプーマ。
シェフはフロマージュがマイブームなんだろうか。スープは暖かくてしっかりシャンピニオンの味で美味しかったざんすよ。
スープが来てからパン登場
パン用のプレートにLa Fleur du Painと書いてあったのでパンはかのLa Fleur du Painからなのかしらと思ったらやっぱりそうだった(サイトにサプライヤー一覧が)。パンはミニカンパーニュで酸味が程々効いてて美味。しかしね、バターをつけようと思ったらコロンコロンと転がっちまいまして、どうやら室温に戻してなかったみたいで(笑)柔らかくなるまで暫し待つことに。
スープを美味しくいただいた後はメインのタラ
なかなか美しい盛り付けざんすね。
タラは皮に塩してポワレ。ちょっと塩辛かったかな。でも魚はプリプリしてて新鮮。付け合せの野菜はポワローのバリエーション。野菜はポワローとじゃがいもと小玉ねぎ。もうちょっと付け合せの野菜の種類があっても良かったんじゃないかと思うのはワタクシがベジ(魚OKのベジですが)だからですかね。
お上品に見えたんですが、これで結構お腹が膨れまして満腹。
最後はカフェで〆
お茶請けがデザートのオーダーは必要ないくらいついてきてこれはもはやカフェグルマン状態。お腹いっぱいと言いつつ味見したい気分のほうが勝って左のピスタチオのミニカップケーキ、右のクッキーとクリーム入りメレンゲ(普通はメレンゲ苦手だけどこれはメレンゲ部分が皮だけでOK)をいただきました。流石に真ん中のパート・ド・フリュイはパス(普段からこれは甘すぎて食べないし)。
全体的にお上品な感じで一つ星だけはあるかしらね、という感じですかね。一つだけ難を言わせてもらえば、席が入り口のドアの横で思いっきり末席だったのがちょいと残念で。予約が今週頭だったからそれほど遅かったとは思えないんだけど。一応替えてもらえるかしらと聞いてみたら今度はお手洗いへ行く階段の横を勧められたので、じゃあここでいいざますとすんなり引き下がりましたが、満席でもなかったので(二人の席は全部埋まってたらしいが)そこんとこだけちょっと不満でしたが、サーヴィスもそこそこ気配りもされてて良かったかなと。
お昼のメニューは2皿で39ユーロですが、3皿のメニューは49ユーロでこれは昼も夜も同じみたいなのでこれは結構お得なんじゃないかと。カジュアルに一つ星をお試しするならここはオススメ♪
BOZAR Restaurant
3, rue Baron Horta 1000 Bruxelles
tel: 02 503 00 00
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