Café des Spores

観食の都と言われるだけあって、ブリュッセルにはいろんなレストランがあるもので。キノコ料理専門のレストランだってあるのだ。そのレストランとはCafé des Spores。その名もsporesとは胞子。そう、あのキノコの傘の下にある胞子ですね。どうやらここのレストランのシェフは2011年初めに代わったらしく、しかもその代わったシェフというのがParisで予約をなかなか取れないレストラン、L’Officeの元シェフでかのJamie Oliverのもとで修業した人物、と言えばちょっと期待が高まる。さあワクワクしながら夫婦でお出かけ・・・。
レストランは外から見るとこんな感じ。


なかなかの混み具合。そして中はとっても狭い、というかウナギの寝床っぽい感じで、メザニン(中2階)がある、という作り。私たちはこのメザニンに落ち着きました。レストランは満席。これは私たちの席から見た反対側。こちらにも取り外し可能な小さなテーブル席が作れる様子。


本当は調理風景が見られるカウンター横が良かったけど上階からもばっちり観察できてなかなか良い眺め。カウンターがガラス張りになっていて中の厨房で働くシェフの姿を見ることができます。


オーダーはカウンターの後ろの壁一面にある黒板のメニューからお客自らスタッフの説明を聞きつつ選ぶシステム。左側が定番のクラシック、右側が本日のお勧めとなっていて、メニューはなくアラカルトのみ。アントレ、メインの区別なくタパスみたいにシェアして食べるのが基本スタイル。


ワインはワインリストから選ぶんだけど、ワインはちょっと変わったセレクトになっていておもしろい。
私たちはグラスワインで2種類いただくことに。
さて、ここの料理はキノコ料理がメインとあってお魚よりはお肉と合わせてあるものが圧倒的に多い。でもキノコだけのものもあり、お肉NGなワタクシでも何ら問題なし。色々あって悩んだけど、私たちが選んだのはこちらの品々・・・
まずは定番からブラウンマッシュルーム(champignon de Parisかな?)のエスカルゴ風。


最初に口に入れたシャンピニオンが塩辛かったので塩分NGのワタクシは「おっと、こりゃマズいかな?」と一瞬思ったけど、その後口にしたのは特に問題なかったのでたまたまお塩がガッツリかかってたところだったらしい。まぁ、これは可もなく不可もなく普通においしい一皿でしたね。これと同じものをParisのレストランで食べたけどそっちの方がよりエスカルゴっぽかった。
2つ目も定番から黒トリュフのココット。


トリュフがふんだんにかけられててうれしい!


見た目は小ぶりなんだけど、これが結構しっかりしていてお腹膨れます。そして、半熟じゅるじゅるの卵の下には(多分)黒トリュフのテリーヌのようなものがしっかり入ってて、これらを卵と絡めてパンに乗っけて食べるともうシ・ア・ワ・セ♪
そして圧巻のメインは数種類のキノコがてんこ盛りのMont D’Or。


これが唯一二人分となっていて、それも納得のボリュームです。


キノコでMont D’Or見えません・・・
それをこうして混ぜて絡めて食す・・・


皮も残さずこそげとる貪欲さよ・・・


何も残らない、完食!


上から厨房の様子を見ていたらまず全てと言っていいほどのお客さんがこれをオーダーしていた。確かに納得。9時半過ぎた頃には最後のMont D’Orが消えてました。
観察してるとみなさん大体オーダーするものは同じと見えてまず手始めに私たちと同じブラウンマッシュルーム、そしてココット、またはフォワグラとセップ茸のクレームブリュレ(美味しそうだったけどフォワグラがNGだったのでワタクシは断念)、シイタケの肉詰め(これには鰹節削り節がかかってた)、そしてこのMont D’Or。このあたりで決まりって感じでしょうか。ここのシェフも最近の流行に乗っているらしく日本の食材を取り入れたメニューにチャレンジしている様子でメニューに「ミソ」とか「うどん」とかの文字が。しかし、あまりこれらにトライしている人はいないなぁ、と思っていたら和風のお鍋がコンロに登場。


これはうどんに違いない。しかも見たところなべやき系(笑)。これをオーダーしたチャレンジャーはベルギー人だったんだろうか・・・。でも、これ1回きりでした(笑)。
デザートはあまり得意な方ではないのか、2品のみで、一つずつオーダーしてみることに。
これはキノコ風味のアイスクリーム。


こちらはパンナコッタ。


これには特に何も書いてなかったけど微妙にキノコの味がする・・・
食べてみて、やっぱりデザートにはキノコはちょっと微妙なんじゃないかという結論になった。まぁ、だから2品しかないんだろうなぁ~。もうちょっとデザートも頑張ってみて欲しい気もするけど、キノコにこだわるなら仕方ないか。
〆のカフェはNespresso。(まんま出て来て幾分失笑・・・)


お勘定は二人でしめて80ユーロ。でも「?あれ?なんか少なくない?」。で、良くレシートを見てみたらワインがカウントされてなかった(!)。


ワインはサーヴィスってことですか(笑)。いやいや、きっと忘れちゃったんでしょう。実は2杯めのワインが私たちが飲みたかったものがなくなっちゃって、代わりにスペインのワインを勧められて結局それをいただくことにしたんだけど、どうやらこの分は差し上げますってことだったらしい。でも、最初のはそうじゃなかったんだけど。ま、いいか。ごちそうさま〜。でもまともにお支払いしてたらプラス€30だから€110で、まぁまぁ予想通りって感じ。キノコの季節の間にまた是非来たいなぁ〜。
このレストラン、通りをはさんでお向かいにもLa Buvetteという名前のレストランを持っていてどっちかというとこちらの方は普通のネオビストロっていう感じに近くてこじんまりしている様子。


Café des Sporesは夜のみの営業だけど、こちらは金曜日だけランチができるらしいので今度トライしてみようかな。
そして、ここのカードがちょっと気が利いているのでご紹介。


レストランの名前の下に、
BRUXELLES. PAS PARIS. PAS NEW-YORK. PAS LONDRES. PAS TOKYO.
PAS MADRID. NI ZOUTE. NI MILAN. NI SAINT-TROPEZ.
ブリュッセル。パリじゃない。ニューヨークじゃない。ロンドンじゃない。東京じゃない。マドリッドじゃない。Zoute(ベルギーの北西にある避暑地で有名なKnokkeにある海岸近くの高級エリア)でもない。ミラノでもない。サントロぺでもない。
と書いてある。フランス人シェフが世界の美食家が集うParisからやってきて、ここブリュッセルでレストランをやるぞっていうこだわりを感じますねぇ。なんだかちょっと嬉しいじゃないですか。

Café des Spores
103, chaussée d’Alsemberg 1060 Bruxelles
tel: 02 534 13 03

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