Notre Dame de Parisへの寄付合戦
Notre Dame de Parisの火災から既に2日経ちましたが、なかなかショックは癒えない模様ですね・・・。
ワタクシもあのすごい行列が嫌で、もう何回か見たしいつでも見られるからとずいぶん長い間内部を見ないままにしていたんですが、こんなことになるんならParisに行った時に毎回見ておけばよかったと後悔しております。
でもね、みんなそうだと思うんですよね〜。キリスト教徒でミサに参加するならまだしも観光だったら当然拝観料というか見学料を払って見るわけで(ミサも払うんだろうか・・・)いつでも見られるから今じゃなくても、みたいな人たちがわんさかいたと思うんですよ。
ちなみにワタクシが最後にNotre Dame de Parisをまともに見たのは(通りすがりとかは何度もありましたけども)2015年の4月13日。
このときはやっぱり行列するのが嫌で中に入らないで外で記念撮影をしただけだったんだな〜
なんだか知らないがぶーたれてるSeanですが。
このときは裏のジャルダンにも行ったんですが写真は撮らずじまい。ああ撮っておけば良かった・・・。
ところで、15日の夜まだ消火活動真っ最中でエマニュエル・マクロンが会見する前だったか後だったか、寄付を募る話が出たか出ないうちにGucciを擁するKeringのフランソワ・アンリ・ピノーが1億ユーロの寄付しまっせ!と早々に表明。この速報見て、いや〜速攻だね〜さすがお金持ってる人は気前いいよね〜と感心したワタクシですが、明けて16日今度はLVMHの世界第3位のお金持ちベルナール・アルノーが2億ユーロ寄付とのニュースが。なんですかね、寄付一番乗りを逃しちゃったから倍返しならぬ倍寄付や!って感じなんでしょうか。こうなっちゃうと他のフランスのお金持ちも手をこまねいてるわけに行かなくなったのかL’Oréal Parisのベタンクール一族も2億ユーロ出し〜の石油のTotalも1億ユーロ出し〜のであれよあれよという間に24時間で750億ユーロ集まっちゃったっていうすごい話(今はもっと集まってるらしい)。そしたらappleがわれも寄付を!と言ったところアメリカでは自分ちの火災には寄付せんのかいと非難轟々とか。お金持って言ってもうかつなことはできませんな。ま、こういう寄付はお金持ちには税金対策になるし個人の資産に比べれば屁みたいなもんなんで使うのに困るくらいお金あったらこうやってどしどし寄付しちゃって世の中に貢献したほうが良いということで(この間離婚して大金持ちになったamazonのベゾス氏の元嫁なんか寄付したら良いんじゃないかと)。アメリカはメセナが盛んなんで(ヴェルサイユはアメリカのメセナがかなり資金出したので有名ですね)まだまだ集まりそうですな。
マクロンは5年で修復するなんて大風呂敷広げてるらしいが、そんなにチャチャッと直せるとは到底思えず失笑を買っているとかいないとか。いずれにしても、もうかつての800歳のNotre Dame de Parisには戻れないというのがあまりにも悲しい(泣)。生きてるうちに修復成ったら死ぬほど混んでても絶対観に行こうと思っております。
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そういう話が結構出てるみたいですね〜。奥さんパリに戻ってるみたいだし、彼女が代わりに寄付するってのもアリでしょうけど。ルノーはまだ寄付に名乗りあげてないみたいですよ(フランス政府が株持ってるから政教分離的な立場からどうなんだろう)。
檻の中のあの方も一応“フランス人”なのだから寄付したら少しは庇護の声も
上がるかもしれないのに、なんて思いで見ております。。