Waterlooのライオン

Waterlooのライオン

先週日曜日はそりゃもう良いお天気だったブリュッセル。
第1次世界対戦の終戦記念日のArmisticeが月曜日で3連休だったこの週末、せっかくの良いお天気だったので安・近・短でお出かけしたのは我が家からさほど遠くないWaterloo。
実はワタクシ20年以上ブリュッセルに住んでいるというのにあのWaterlooのライオンの丘を間近に見たことがないのであった。そんなわけで今回そのライオンを拝んでみようじゃないのとライオン像の丘を目指すことになったのでありました。
このライオン像の丘、かのナポレオンが負けたワーテルローの戦いの跡に記念で作られたんですが、所在地はWaterlooじゃなくてお隣のBrain-l’Alleud(ブレン・ラル)なんですね。
どっちにしても、我が家からは30分程度で行けるので、この近さが長年行かなかった理由だったりする・・・。ま、そんなもんよね〜。
さて、サクッと到着してみればそこそこ駐車場も埋まっておりまして、4時近くだったもののこの良いお天気で皆さん同じこと考えるのね〜と。
見上げてみれば丘の上にライオン

せっかくだからとっとと登ろうかと思ったんですが、Paulが散歩道の方へ行くのでよく分からんが後を付いて古戦場と思われる野原を横目に散歩道をてくてくと


途中のイギリス軍の記念碑には戦没者追悼記念のシンボルの赤いポピーが。
お散歩してる人も結構おりまして散歩道も賑わっておりました。
日が落ちるのが早くなったんで夕焼けでいい色に染まった大木&Sean


この大木にはカワイイ鳥小屋が掛けてありました。
このままどんどん歩いていっても先が長そうだったんで、もと来た道を引き返して結局丘を登ってライオンを目指すことに。
ここには一応博物館もあるんですが、閉館時間が近いしSeanにはつまんないかもしれないということで丘のライオンを拝むのとパノラマだけにいたしました。これでお一人様7ユーロ。
2015年に出来たばっかりだって言うんでまだピッカピカのきれいな地下通路を通って外に出たらそこはすぐに丘の麓。早速ライオンを目指すのだ!


駆け上がって行っちゃうんだこれが。
我々年寄りを置いてさっさと登頂したSeanはこの余裕


若いっていいねえ。
丘の上からは夕焼けと古戦場が


散歩道の右側の川みたいに見えてる方はじゃがいも畑で絶賛収穫中でござんしたよ。
おこちゃまは当然登る


ピース。
ライオン像をぐるりと廻るように展望台になっててところどころに望遠鏡が置いてあるんでぐっと遠くを見たい方は1ユーロ払って見ましょうね。
とにかく丘の周りには畑と元戦場だった原っぱしかないので遠くまで見渡せてそりゃもう良い眺め。
ひとしきり展望を堪能した後は階段を降りて地上へと


降りるのも早いわ〜。
ワタクシもさっさと降りましたが(登るのは何回か休憩しましたけども)地上に降り立ったら膝が若干笑っちゃいましてね・・・。やっぱり年には勝てないわ〜と思っちゃいました。
パノラマの建物の横には大砲が並んでおります


やっぱり登りたくなるSean12歳。
さて、このままサクッと帰っても良かったんだけどせっかくだからパノラマも見て行こうと建物の中へ


こちらが360°のパノラマが観られる建物(丘の上からの眺め)。
この中には戦争の時系列に戦いの様子を描いた油彩画が壁一面に


効果音とともに結構リアルな馬や兵士の死体があちこちに転がっておりました。
結構迫力あって勉強にもなるんでスルーしちゃうのはもったいない。
〆はミュージアムショップを冷やかして終了。
ちゃんと日本語版のガイド本もありました


ワーテルローの戦い研究会なんてのがあるんですねえ。
小一時間くらいだったけどなかなか楽しかったです。今度来る時は博物館の方も観てみても良いかもね。

ライオン像の丘 (Butte du Lion)
1815, route du Lion 1420 Braine-l’Alleud

ランキングに参加しています!
是非こちらを↓ポチッと応援お願いします♪

人気ブログランキング

こちらもヨロシク♡
にほんブログ村 海外生活ブログ ベルギー情報へ
にほんブログ村

Related Post

Comments:0

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です