アンティーク街 rue Hauteのお店

2023/12/29Bruxelles.Comments: 0

クリスマスも無事終了、ブリュッセル。
後は大晦日に向けてラストスパートといった感じざんすね。今年は、というか来年のお正月には日本から持ち帰ってきたお重を使うべくおせち料理を作ってみようかと思っておりまして、そうなると３１日はおせちの仕込みやら大晦日のディナーの準備やらでまたしてもキッチンてんてこ舞いが予想されるワタクシ。いやはや自分で自分の首を絞めてるような気がしないでもない・・・（汗）。

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そんな年の瀬のブリュッセルですが、ちょっと前に久しぶりにrue Haute方面へ出かけまして、素敵なお店を発見いたしましたのでご紹介。
rue Hauteと言えばアンティーク好きなら必ず足を運ぶplace Jeu de Balleに続くアンティーク街で有名ざんすね。まあ、この通りとrue Blaesを加えてブリュッセルのアンティーク街というわけで、ワタクシも昔アンティーク＆ヴィンテージの買付をしてたときは良く通ったもんですが、仕事が終了してからというもの、自分のジュエリーの材料となるヴィンテージジュエリーはもっぱらネットで探したほうが見つかるっていうのもあって足が少々遠のいてしまっておりました。
そんなわけで久々のrue Haute。
向かった先はMademoiselle L’Ancien

間口のとっても狭いお店なんで一瞬通り過ぎてしまったワタクシ。

細長い通路が奥に向かって続く

通路にはヴィンテージのドレスなんかが掛かっております。
ここはテキスタイルを中心としたアンティークとヴィンテージのお店で、我が家のご近所のScèines de Ménagesのオーナーがインスタで絶賛していたんで、どれどれそんなに素晴らしいのならぜひ見に行ってみようではないのと思ったんですが、Scèines de Ménages自体もそりゃもう趣味の良いお店なんでそこのオーナーが絶賛するだけあって確かに素晴らしかったですわ。

かつてのワタクシなら飛びつきそうな繊細なチュールのドレスとか（昔はヴィンテージのドレスをアップサイクリしたコレクションを作ってましたんで）小物なんかがセンスよく並べられてて目の保養になります

モノトーンが多めなのは冬だからかも。
店内にはドライフラワーがあちこちに飾られております

この枯れた感じがまた風情があってドライフラワー好きなワタクシには大いにツボ。
ワタクシは一応冷やかし半分、何かジュエリーに使えそうなものはないだろうかと期待して訪れたんだけど、テキスタイルが中心だけあってジュエリー系は少なめ。それでもショーケースを覗いてみたら素敵なものを発見しちゃったんですの

アールデコのボタン。
いや〜これが素晴らしかったんですわ。とにかくこのレースのような黒い大きめのボタンにやられちゃいまして。これはガラリス（フランス語だとガラリットと発音）なんだけど、とにかく繊細で今まで見たこともないようなボタンなんざます。黒の他にも白もありますよ、とスタッフの女性が親切に奥から出してきてくれて、思わずストックをほとんど買い占めてしまったワタクシざんす。
お店のスタッフもみんな親切でフレンドリーな人たちばかりでそりゃ気持ちよくお買い物させていただきました。またぜひ再訪したいと思っております。
さて、お買い物してホクホクしたワタクシ、このままさっさと帰るのもつまんないし、ちょっと通りを見て歩くかとブラブラしてみたんだけど、昔あったお店は随分様変わりしちゃってて代わりにキロいくらの古着屋がいくつかあったりレストランが増えてたりで、ちょっと寂しかったり。
そうこうして最初のお店の場所に戻ってきたワタクシ、ふとお向かいを見たらかつて帽子屋だったかバッグ屋かなんかのお店だったのがお花屋さんになってるのに気づきまして