大晦日のディナーはサンマの蒲焼丼（だった）

2024/01/02Bruxelles.Comments: 0

１月２日ですが、すでに通常営業のブリュッセル。
日本では能登の地震の状況が刻々とニュースで報道されておりますが、天災というのはいつ何時でもやってくるんだということをまざまざと知らされた感がありますね・・・。ワタクシの実家があるのは岐阜県と内陸なんでそれほど地震の被害はなかったみたいですが、それでも震度４は結構揺れたんじゃないかと・・・。もはや南海トラフの地震がいつ起こってもおかしくない状況なんで、身にしみる新年ざんす。震災に遭われた皆様の無事を願うばかりです。

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さて、年末年始のてんてこ舞いからやっと開放されたワタクシ。大晦日のディナーを振り返り。
一昨年の大晦日はイタリアンナイトだったんですが、今回はワタクシが一念発起してお節料理拵えることにしたせいで、ギリギリまで何をやろうか全く頭に思い浮かばず、苦労して考えたスペインのオマールの米料理にアサリが入っているのが嫌だのなんだのとPaulが口走ったせいでムカついたワタクシは当日に取りやめ。ちょっと〜じゃあどうすんのよ〜と頭に来てたところ、そう言えば北海水産で購入したさんまが４匹冷凍庫で眠ってたな！と思い出し、急遽サンマの蒲焼丼にすることに決定。

まあ丼っていうとちょっと大晦日ディナーにはどうよという気もしないでもないが、まあお節料理頑張るんだからそのへんは大目に見てもらおうということで。
いや〜それにしてもお節料理作るのって大変ですね・・・。一応時間がかかりそうな栗きんとんと黒豆は３０日に仕込んで置いたんですが、それでも３１日当日は朝は１０時半からお昼ごはんをつまむ時間を除いてほぼ８時間ぶっ通しで立ちっぱなしの作業。慣れぬこととは言え最後の方は半ばヤケクソ状態になって作っておりました。まあワタクシはおせち作るのは全くのど素人じゃないんだけど日本にいるときに母や祖母のお手伝いをした事はあっても今となってはどうやって作ってたかなんてほとんど覚えてませんわ。今考えればもうちょっと真面目に手順を盗んでおけば良かったと後悔しております。
そんなお節料理作業と同時進行でディナーの準備をしている間、とりあえずアペロだってんでCarrefourでPaulの提案で購入したアミューズを

魚介系のミニサイズのパイ。
ちょっと塩気が強かったような気が。ま、市販品なんで致し方なし。
そして前菜

小樽で購入したほたて貝柱と枝豆の白和え。
ほたて貝柱はちょっと賞味期限が怪しかったんだけど乾燥モンだからまあ大丈夫であろう。だってちゃんとホタテの味がしたし美味しかったし。ちょっと気持ちお豆腐がパラパラ過ぎた感はあるものの（汗）卯の花みたいなもんだと思えば苦しゅうない（笑）。
更にも一つ

ベジ松風焼きとエビのうま煮はおせち料理のお重に入らなかった分（笑）。
だって時間ないし、エビがあると豪華になるざんしょ？自慢じゃないがエビのうま煮はなかなか上手にできて美味しかったざんす。ベジ松風は、まあ初めて作ったんでこんなもんであろう。Seanは美味しいと言ってくれたんで良しとする。
そしてメイン

サンマの蒲焼丼。
サンマの蒲焼は本当は三枚おろしにするんだけど、できればうなぎっぽく見せたかったんで切り離さないで背骨を外すことにしたら結構それっぽくなりました。しかし、サンマのワタを取るのにとんでもないスプラッタになってアワアワしちゃいました。あっちこっちに赤黒い血が飛び散っちゃって大変だったざんす。そんなバタバタでもなかなか美味しくて男子２名は丼に満足した様子。まあ、こういうのも悪くはないかな。
〆はデザート

抹茶のティラミス。
あ、上からじゃ良く分かんないか（汗）

二層構造で美しい仕上がりじゃありませんの（自画自賛）。
どんだけ美味しいってこれよ

この顔見れば（笑）。
もしかしたらこのティラミスが一番出来が良かったかも。なにしろ朝１番に仕込んだのがこのティラミスで。
カロリー控えめにするために卵は使用しないでマスカルポーネと生クリームを少し入れて後はレモンジュースでのばしたんだけどちょっと固めの仕上がり。でもなんとなく食べでがあって良かったような気がいたしますね。抹茶はアガベを加えてお湯で溶かしてシロップ状にしたのを底と真ん中にビスケットに浸して、更に底のビスケットの上に栗の甘露煮（栗きんとん用に作ったのを取り分けておいたのだ）を仕込んであります。いやいやこれがまあ美味しかったざんすね〜。これのお陰で８時間立ちっぱなしが報われた気がいたしましたわ。
ディナーの後はいつも通りUNOで年越しした我が家でありました。めでたし。