Café Velvet Brussels

Café Velvet Brussels

なんだか涼しいんです、ブリュッセル。
今日は朝からなんだか涼しいな〜と思ったらしとしとと雨が降っておりまして、すっかり夏は終わってしまったかのようなお天気(午後になったら日がさしてきましたが)。ううむやはりブリュッセルの夏は6月で終了してしまったんだろうか・・・。
さて、先日OficinaでベジプレートランチをいただいたJasmineさんとワタクシ、のんびりおしゃべりをしていたら思いの外お客さんの引きが早くてあっという間にワタクシたちだけになってしまったので、こりゃなんとなくお店変えたほうが良さそうね、とそそくさと退散。こんな事もあろうかとSainte Catherine方面で新しいcaféを見つけておいたのでてくてくと移動いたしました。
Sainte Catherineと言えばシーフードのレストランが軒を連ねる場所で有名ですが、近年レストラン意外のお店もチョロチョロと出来ております。ショコラトリーのFrederic Blondeelもその一つですね。ここんちではsalon de théが併設されているんですが(お茶するともれなく普通サイズのショコラが2個もいただけるのがウレシイ)今回はその反対側に位置する去年7月にopenしたというCafé Velvet


白い壁と出窓でなんとなく一見するとsalon de théかしらと思える外観。
店内に入るとこんな風


空いてるのでお兄ちゃんが知り合いらしいお客さんだかスタッフだかと談笑中。
なんとなくシャレオツなオフィスの休憩室っぽい雰囲気がしてしまうのはワタクシだけだろうか(笑)


実はここはコロンビアのコーヒー豆のカフェ専門店でして、ブリュッセルの前にコーヒー豆の産地、コロンビアに1号店をopenした後、コロンビアの2号店に続いて満を持してブリュッセルにopenしたそうな。サイトには詳しく書いてないんですが、どうやらベルギー人がコロンビアでラボをつくってコーヒー豆から作っている様子。
なるほど、どれどれとメニューを見てみると


Coffeeのメニュー、Hotのところの上3項目は普通のトラディショナルなカフェが並んでおりますが、やはりここはサードウェーヴコーヒーを謳ってるだけにSlowを試したいところ。
お兄ちゃんに色々説明をしてもらいつつ、JasmineさんはAeropress、ワタクシはChemexをオーダーしてみました。
Chemexなんて飲んだことがないので一体どんなんだろうかと思ってたらこんなのが来た


右にある砂時計みたいな形のポットがChemex。
これ、フランス語読みだとシュメックスですが、本国アメリカでケメックスと発音するんですね。お兄ちゃんの説明によると、Chemexで淹れたコーヒーは同じ豆でもコク、香りも高く出るんだそうで。ふむ、確かに濃い目。でもって酸っぱいような苦いようないい香りがする。でもワタクシ、カフェは濃い目が好きなのでノープロブレムです。ワタクシ的にはこのChemexの入れ物が理科の実験のフラスコみたいで気に入っちゃいましたね。
JasmineさんのオーダーしたAeropress(アエロプレス)もやっぱりサードウェーヴ発祥の地アメリカの産で空気で圧縮して出すカフェみたいです。お兄ちゃんの説明ではChemexより若干薄め(でも濃い)だそうな。
こんな感じの器具で圧縮


こちらもなんとなく実験用具っぽい。
平たく言えばChemexもAeropressもフィルターで濾すドリップコーヒーみたいなものなんでしょうが、メニューに準備に5分かかりますとあるようにじっくりと出すので熱々のカフェが飲みたい方には向かないかも。Aeropressはドリップではなくてエスプレッソ系なんですが、手動のエスプレッソなのでシュワーっとマシンで一気に出るエスプレッソとは違って、ぼちぼちとフィルターを通して濾すから量もそこそこあって濃い目のカフェを1回で何杯か飲みたい向きにはヨロシイんじゃないかと。
ここではフリーWiFiでお仕事してるっぽい人も店内にはいたので、まったりと腰を落ち着けてカフェを味わうには最適。一つ面白いのは、こういうカフェでは現金でお支払が普通なんじゃないかと思うんですが、ここではカードオンリーなのでお気をつけ遊ばして。

Café Velvet Brussels
27, quai au Bois à Brûler 1000 Bruxelles
tel: 02 217 80 91

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