Margiela 1989-2009 @Musée Galliera

Margiela 1989-2009 @Musée Galliera

さてさてParisも最終日は今回の旅のメインコースのモードな一日となりました。
まずは朝イチでMusée Gallieraで開催中のMargiela 1989-2009のエクスポジションへ。
このParisへ行くことになったきっかけがこのエクスポジションでして、MargielaファンのMちゃんに今ParisでMargielaのエクスポジションやってるけど〜?とお薦めしたらIzumiちゃんも一緒に行かない?とお誘いされ、ワタクシまんまと餌に引っかかったという次第。
去年Diorのエクスポジションの時にはえらい行列だったという話を聞いていたので、これは予約しなきゃイカンでしょうとまずはMちゃんにDiorの時は何時間くらい会場にいた?と聞いてみたら2時間半だそうで、そうかじゃあやっぱり朝イチだなと10時をポチッと予約。
そしてウキウキとMusée Gallieraに到着


Margielaらしくスプレーアートっぽいロゴで。
ポスターも素敵


やっぱりMargielaにはモノクロが合う。
しかしガッツリ予約もして勇んで来てみたら開館5〜10分前だってのにパラパラ〜っとしか人が来てないの(マジで10人以下)。え?だって日曜日のGallieraで企画展なのにどうしちゃったんですか?あれですかね、Margielaって知名度低いんでしょうか。勿論ワタクシたちファッション関係の人間にしてみればMargiela知らないなんて、ええええ〜アンタモグリ!?ってことになりますが、こういう展覧会って万人のためのものなんで(BalenciagaとかDiorとか往年のデザイナーの回顧展はそれこそ老若男女で賑わいますからね)モードの反逆児と謳われたMartin Margielaはやはり万人受けには程遠かったということでしょうかね・・・。ま、玄人好みなのは間違いない。
日本だったら10時会場となれば10時3分前くらいに学芸員かガードマンかなんかが待機してて10時きっかりに会場となるところ、ゆる〜く10時ちょい過ぎてから門が開きまして中へ。ま、待ってる人数が少ないからね、美術館の方もユルくもなるわね。館内に入って周りの入場者を見てもなんとなく予約券を手にしてたのはワタクシたちだけだったみたいで、なんだそんなら予約しなくてもよかったね〜などとMちゃんと話しつついざエクスポジション。
年代を追ってその年・シーズンごとのキーピースが展示されております


ワタクシ個人的にはこの91-92秋冬のコレクションが好きでしたね。あのモコッとなった袖山とか結構コピーされてたよな〜。
勿論アイコンのタビシューズも


バックのグラフィティがなんとなく骨折した時のギプスに書くイタズラ書きというか寄せ書きというか。
ワタクシが好きなのはこのシルバーのタビシューズ


特にこのフラットシューズが好き💖でも高いのよ(泣)
ところどころにシーズンのイメージを部屋に落とし込んだ展示が


こんな風に彼はイメージしてたのかしらね〜。ううむどうだろうか。
こんな風にガン見しても周りには誰もいない


いやホント。
もうMちゃんなんか写真撮りまくりでカタログ買わなくてもいいんじゃないのというくらい(買ってたけど・笑)。
そうそう、ワタクシこれにはちょっとウケました↓


横から見るとちょっとカオナシっぽい(マネキンもカオナシだしね)。正面から見るとジャミラだけど(笑)。
こちらは赤をテーマにした展示


さり気なく消化器の赤もコーディネートしているんだろうか。
手前のシャネルへのオマージュのジャケットも素敵ざますね。
そんなこんなで2回位観直ししても全然余裕でOKでした。しかし、この閑散さは何なんでしょうね・・・。ワタクシ個人的な感想ですが、ここのトップキュレーターで館長だったOlivier Saillardが去ってしまったというのも理由の一つなんじゃないかな〜と思ったり


Olivier Saillard(写真はluxe.supdepub.comより拝借しました)
確かに彼のセンスは群を抜いて素晴らしかったんで後任は荷が重かろうね。しかし、このOlivier Saillard、J.M. Westonのディレクターになったそうだけど、あの超コンサバなWestonがどうなるんだろうか。
そんなこんなを考えつつやっぱりMartin MargielaはMartin Marigelaがやってなきゃ意味ないよな〜と。John Gallianoがダメってわけじゃないんだがあの世界観はMargielaじゃないとダメなのよね〜と再認識したのであった・・・。

カタログはこちら

去年アントワープのMOMUでやったエクスポジションのカタログはコレ

このエクスポジションは今Parisの装飾美術館で開催中。

Palais Galliera Musée de la Mode de la Ville de Paris
10, Avenue Pierre Ier de Serbie 75116 Paris
tel: +33 (0)1 56 52 86 00

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