アールデコのプールが美術館 – La Piscine

アールデコのプールが美術館 – La Piscine

昨日は丸々一日WiFiの調子がおかしくて、パソコンにiPhoneを繋げてインターネット使用しておりました。
毎日フツーに使えてるものが突然使えなくなると全く不便ざんすね〜。WiFiなんて使わなきゃ別に必須ってわけじゃないものの、携帯でググったりするときにネットに接続してないと使えなくなっちゃって(外では使えるのにどうして家の中だと繋がらなくなるのかは不明)これは設定でどうにかすれば良いんだろうが、その辺はとんと疎いワタクシ、仕方ないんでパソコンiPhoneの回線使って調べ物したりしておりました。
我が家のネットはvooなんですが、昨日の朝11時頃にSMSで「ただいまインターネットの接続の不具合でご迷惑おかけしておりますが回復し次第SMSでお知らせいたします」なんてメッセージが来たんだけど、フォローがないままに今朝になり、まだ調子がおかしいまんまなんで業を煮やしてvooに電話してみればよそは既に回復していると。なぬ〜!うちだけおかしいまんまってどういうことざんすか?!と調べてもらったら、テクニカル担当者も分からぬと言うじゃありませんの。仕方がないんでリモートで教えてもらいながらモデムのリセット&再起動をしてやっとネットが使えるようになったのでありました。やれやれ。しかしね、テクニカル担当者が理由が分かりませんなんてのはどうなの一体。このとき、ワタクシ契約を元のProximusに戻そうかと真剣に考えましたわ(vooに乗り換えたのはProximusの接続のスピードが遅かったから)。ま、今んとこはちょっと様子を見るとしよう。

みなさ〜ん、こちらを↓ポチッと応援お願いいたしますね✨
人気ブログランキング
人気ブログランキング

こっちもね💕
にほんブログ村 海外生活ブログ ベルギー情報へ
にほんブログ村

去年の12月だったか、インスタでワタクシのアカウントをフォローしてくださったLilleに(多分)お住まいの方がここ行ってきましたとUPされていた美術館がそりゃもう素敵で、これはいつか行ってみなければと思っておりました。
その美術館とはRoubaixにあるLa Piscine

La Piscineとはフランス語でプールなんですが、その名の通り元プールだった建物を改装した美術館なのである。
そう言えば、以前France2のニュースでアール・デコのプールのことが取り上げられてたな〜とうっすら記憶にあったんですが、おそらくここのことだったんじゃないかと。
で、この美術館で行われていたシャガールの展覧会「Chagall Politique – Le cri de la liberté」がちょうどPaulの伯母さんちに行く日が最終日ということで、Roubaixなら方向的には同じ方面だから伯母さんちに行く前に寄ってくべ、とGoGo。
このガレットをいただいた日に行ってまいりました(伯母さんちに行ったのは毎年恒例ガレット・デ・ロワを一緒に食べるためなのだ)。

例によってPaulの計画性のなさでランチを付近でする予定が時間がなくなってそこらのカフェで超特急でランチをして美術館へ(実は車は美術館のすぐ近くに停めて、そのときはまだ30分以上前で誰も並んでなかったのに)戻ってきたらなんと結構な長さの列ができてて思わず憤慨したワタクシ&Sean


シャガールは結構好きざんす。
どういうわけか人が沢山来るであろう週末の開館が13:00。これって美術館の人たちが週末だしゆっくりしたいわ、的なところからなんだろうか。普通は週末ならむしろ平日より早めの開館にするんじゃないのかな〜と腑に落ちない思いで列に並ぶワタクシ達。やっと建物が近づいてきて、チケット予約してる人たちは別の列だということを教えられてちょっと〜もっと早くから教えてよ〜とプンプンしながらゲートを通って中へ


最初の絵はいかにもシャガールらしいサーカスの絵。
かなりの人混みでなかなか絵の正面まで行けなくて写真を撮るのも一苦労。
今回の展覧会の主題はPolitiqueとあるんでなにやら政治的な意味合いがあるんだろうなと思っておりましたが、まず最初の方はいつものポエティックな作品が並ぶ


「ワイングラスを掲げる二人の肖像」
これはParisのCentre Pompodou蔵の有名な絵ですが、そう言えば、去年のヴァカンスでParisで美術館巡りをしたときポンピドゥー・センターでこれは掛かってなかったような。もしかしたらここに貸す予定で下げてあったのかも。

こんな風変わりなのも


エビ反りしてる男性(笑)。
で、もっとおかしいのはシャガールのサインがひっくり返ってるの


左上にご注目。
これを観たPaulが「間違えて反対向きに掛けちゃってるんじゃないの?」と言ってたんだけど、いや〜まさかそんなことあるんですか?と思ってたら、展示の最後にPaulがこのポスターを購入したんで、あのサインのことを学芸員さんに聞いてみたら「いいえ、あれはシャガールの茶目っ気でわざとなんですよ」と。やっぱりね〜。そりゃいくらなんでも間違えて展示するなんてことはないですわ(笑)。
展示にはこんな小品も


エッフェル塔がカワイイ。
展覧会の中盤辺りから政治色というかどっちかって言うと宗教色が段々強くなってきまして、特にイスラエルとパレスチナに関する殉教者というテーマの展示はワタクシ的には少々食傷気味というかなんとなく好きになれなかったざんすね。それよりも今の情勢でパレスチナに関する絵がこんだけ沢山展示してあって、そっち系の人が紛れ込んでてテロとかあったらコワいなんてことを考えちゃいまして、あたりをキョロキョロ見回して若干挙動不審なワタクシだったのでありました。幸い作品を傷つけようなんて輩はいなかったけど。
最後の方にはまた幸せな色彩の絵が戻ってきてホッ


でもテーマは「墜ちるイカロス」(汗)。
ちょっと混んでたけど最終日だし、まあ致し方なし。なかなか見ごたえのある展示会で満足したワタクシ達なのでありました。
さて、ここからはプール。案内のオジサマにプールはどこかしらと聞けば、展覧会の横から行けると。「ここに来たならプールを観ないで帰っちゃダメですよ!」とニッコリ


確かに・・・!
こんなところで泳いでたんだね〜。いや素晴らしい。プールのまわりの回廊には更衣室が残してあって展示に使われていたり、そのまま更衣室を見せていたり


これはシャワールーム。
ちゃんと石鹸置くところもあるのだ。っていうか、ここでフツーにシャワーで体を洗ってたってことざんすね。まあ昔は家にお風呂がなかった家も多かったんでプールは体を洗うところ、ってのも分からなくはない。
常設展の奥にはお風呂も


当時はドア無しで丸見えだったのかしらん(今はガラス張りで中には入れず)。
上階に行くと反対側からの眺めが


思いっきりデコしてます。
プールを堪能したあとは常設展を


レオナール・フジタの絵も。
この絵は結構有名な方の絵だと思うんだけど、ここにあったのね。
時間が残り少なくなって最後の方はちょっと駆け足になっちゃったんだけど、常設展もなかなか見応えありました。
ミュージアムショップもなかなか見ごたえがあって、ワタクシもちょこっとお買い物


上はマグネット、下はミントのボンボン。
ま、いつものやつざんす(笑)。でもデザインがカワイイざんしょ?
ちなみにこの近くにも結構見るところが合ってRoubaixはカルチャー的になかなかおもしろい土地で、ブリュッセルからも1時間半〜45分くらいと近いんでまた是非訪れたいと思ったのでありました。

Roubais La Piscine
23 Rue de l’Espérance, 59100 Roubaix, FRANCE
tel: +33 3 20 69 23 60

ランキングに参加しています!皆さんの愛あるポチをよろしくお願いいたしますね💖
是非こちらを↓ポチッと応援お願いします♪

人気ブログランキング

こちらも↓ポチッとヨロシク💖
にほんブログ村 海外生活ブログ ベルギー情報へ
にほんブログ村

読者登録もお願いいたしますね💖
ブリュッセル。超私的なブリュッセル・ベルギー案内 - にほんブログ村

Related Post

Comments:0

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です