展覧会 Josef Hoffmann @Musée Royal d’Art & d’Histoire

2024/01/16Bruxelles.Comments: 0

雪が降ったり止んだりかと思えば超良いお天気のブリュッセル。
去年はウォーキングを良くしてたんですが、10月に酷い靴擦れをしてから歩くのもままならず、やっと治ったと思ったら寒くなっちゃって、すっかり引きこもりがちなワタクシになっておりましたが、年末年始のごちそうが祟って体重増加したまま戻らないという負のスパイラルに落ち込んじゃったんでそろそろまたウォーキングでも再開しようかと思ってるところざんす。でも、寒いと出不精になっちゃうんですよね〜。まずは浮腫を解消せねばと思っております。

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そんなワタクシ、ウォーキングを再開しようとちょいと外に出たところ、rond-point Churchillの周りに立ってる広告塔にJosef Hoffmannの展覧会のポスターがはためいてるのを見かけまして。おおそう言えば、年末にPaulと観に行ったな〜と。

Josef Hoffmannと言えばまっさきに思い浮かぶのはLe palais Stoclet。相続人が内部公開を頑なに拒んでて美術館級の名作がわんさかあるというのに一般ピーポーは拝むことができないお屋敷の設計・デザインをしたのがJosef Hoffmannなんざんすね〜。
ワタクシも何度も外から指くわえて観ましたわ

そのJosef Hoffmannの展覧会がCinquantenaireのmuséeでやってると言うんでそりゃ観に行きますわ。
さ〜やって来ましたMusée Royal d’Art & d’Histoire

エントランスからして既に素敵💖
展覧会会場は上階

わりとシンプルなロゴざんすね。
会場に入ると

ちょっと遅めの到着だったけど結構賑わっておりました。
会場はアールデコっぽく壁をグレーと生成りの市松模様にペイントしてあったり、什器も直線的なシンプルなものを使ってあったりで、なかなか世界観を良く表現してあったんじゃないかと。
まあ、皆さんのお目当てはこれね

Palais Stocletの模型。
これがまた細部まで細か〜く再現してあって皆さんじっくり観てました。他にもスケッチとか色々展示してあって、そりゃ中が観られないから興味ありますわね。
他にも椅子を初めとしたアールデコの家具だとか、食器類も展示されております。
こちらはカトラリー

この直線的なラインが良いのよ・・・。
当然シルバーなんでしょうが、ああ一揃い欲しいわ〜とよだれを垂らしながら見入っておりました。
こちらはグラス

グラスまでもが直線美。
そしておそらくこれらのグラスのデッサン

デザイン画一つとっても美しいの。
でも、ワタクシが一番惚れたのはこちら

く〜〜〜〜カワイイったらありゃしない。
もしこれがレプリカで売ってたら即買いしたいざます。きっと高いだろうけど（泣）。
他にもテキスタイルをデザインしていたJosef Hoffmann

ハート💖

スカーフのプリントになりそうなお花🌸
そしていかに〜もアールデコなドレス

タマラ・ド・レンピカの絵に描かれてそうな。
ジュエリーも素敵ざんす

しっかりインスピレーションいただきました。
本当にこのJosef Hoffmannって人はあらゆるものをデザインしたみたいざんすね。いや素晴らしい。展示の最後にフィルムを流してたんで観てみたら、これがまた結構長い真剣なドキュメンタリーフィルムで、これを観てたらあっという間に時間が経っちまいまして、Hoffmann絡みの展示のその奥にあのPalais Stocletの内部を展示した別の展覧会「STOCLET 1911 – Restitution」があって、そのご禁制の内部を写したビデオを流していたんで、おおこれは是非観なければ！と観始めたところで後ろから係員のおじさんが「もうすぐ5時で〜す。あと5分でビデオはシャットダウンで〜す」って無情なアナウンスを。その時観てた人たちは結構いたんだけど、皆さん文句も言わず大人しく退散したんで、ちょっとワタクシビックリいたしました。こっちの人も素直に言うこと聞くことあるんだ（笑）。
このHoffmannの展覧会はどちらも4月14日までなんで是非ご覧になってはいかがでしょう。オススメざんす。