narroでディナーそして気絶

narroでディナーそして気絶

展示会と百貨店を見て回ると右足小指の靴擦れが耐え難いほど痛くなってきたワタクシ。前日に既に痛みはマシマシになっていて夜は痛みで目が覚めること数回という、これまでに経験したことのないめくるめく(笑)痛みの波状攻撃で一度宿泊先のアパルトマンに戻りたかったものの、ワタクシたちのアパルトマンは13区の外れで予約していたレストランは5区のパンテオン方面となれば時間的に5時をゆうに回って6時近く、少々これはギリだなということでカルチエ・ラタンでちょいと暇を潰して痛い足を引きずりつつバスに乗りレストランへ向かったのでありました。

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ワタクシの靴擦れについてはちらりとコチラに書いておりますのでご参照あれ

さて、今回YさんがParisに久々に来るとあってワタクシがいる間に1回は美味しいところでディナーをと思って色々と探したワタクシ。やっぱり昨今何かと話題に登る日本人シェフのレストランが良いのではと日本人シェフ限定で探したところ、アパルトマンから距離的にはそれほど遠くないところにnarroという日本人男性シェフのレストランがあるということを発見。

シェフは竹田和真さんというまだ30代の若きシェフなのである。

レストランのロケーションはワタクシのParisでも大好きな一角のコントレスカルプ広場の近く。このあたりはこぢんまりしたレストランが沢山あって賑わう界隈。
ワタクシの予約は7時半だったんだけど既にテラスも店内も賑わっております


期待が高まるじゃありませんの。
店内もなかなか素敵


ざっと見ただけでも日本人のグループ多し。
やっぱり7時台は日本人多いざんすね。でもこの後から次から次へとジモティがやって来てあっという間に満席に。
お昼はムニュがあるんだけど、夜はムニュはなくアラカルト。じっくり吟味しつつまずはワインをチョイス


陽気なソムリエのお兄ちゃんに相談してオススメされた白ワインはその名もHaïku(笑)。
副題が’poème de saison’(季節のポエム)ってまんまじゃないの(笑)。でもこのワイン、なかなかスキッとして美味しかったざんすよ。
メニューはどれも美味しそうで散々迷った挙げ句、アントレがどれも美味しそうで決めかねたんでアントレから4品チョイスしてメインになりそうなもの2品を後にサーヴしてもらうことに。
まずはアントレっぽい雰囲気のこちらから


tataki de thon rouge – マグロのタタキ。
これがオーダーした中で唯一冷たい前菜だったんですが、マグロのタタキをなんとビーツで和えたという赤が眩しい一皿。マグロにビーツって思いもよらない組み合わせなんだけど、これがまた美味しいんだね。ビーツ以外にも赤いフルーツでまとめてビジュアル的にも素敵。
アントレ的なもう一皿


cappuccino de champignons poêlés – シャンピニオンのポワレのカプチーノ。
これは絶対旨いやつ!とワタクシが推してオーダーいたしましたが、思った通り卵がねっとりと美味ざんしたね。これをパンで掬っていただくとめっちゃ美味しいのだ。
お次はメイン的なの行ってみよう


poulpe de roche mariné – マダコのマリネ。
とうもろこしのクリームの上にマリネされたタコ、更にポップコーンが散らされてコーンつながり。これもまた思いもよらぬ食材のマリアージュで、なるほどこう来たか、という感じ。
最後は


ormeaux confits & risotto aux cèpes – アワビのコンフィとセップのリゾット。
これが一番リッチな味わいの一品でしたね〜。グリーンのアワアワは大葉。そしてアワビの上にはみょうがやら黒米やらがトッピングされております。いや〜Parisでみょうがを食べられるなんて。アワビのマリネとセップのリゾットがこうも合うとは思いもよらず。これらがアントレなのに結構ボリュームがあってお腹が膨れちゃったワタクシたち、残念ながらつるりと平らげられずに若干残してしまったのが残念。
とは言うものの、ここまでがとっても美味しかったんでデザートもいただいてみたいというグルマンな欲望を抑えきれずに一皿をシェアすることに


kir revisité – キール再訪。
・・・とはなんぞや?と思ったらキールを分解して再構築、みたいな感じの様子。ヴェルジュ(未熟のぶどうジュース)のサバイヨンにカシスのソルベでなんとなくキール的な感じになっております。そしてフロマージュブランとアーモンドのメレンゲが乗っかってると。これが多分デザートの中では一番あっさりしていたんじゃないかと。でもヴィジュアル良し、味も良しで満腹満足のディナーでありました。
ワタクシたちが食べ終わる頃には2回転目が真っ盛りで、まだまだお客さんがやって来そうな賑わい。いや〜御見逸れいたしましたわ。
さて、お腹も膨れて家路を急ごうとまずはメトロでPlace d’Italieへ向かいバスに乗り換えようと地上へ出たワタクシ、暗いのと方向音痴のせいでバス停がしばし見つからずウロウロしたものの、なんとか見つけてバスを待つも、待てど暮らせどちっともこないんだ、バスが。その間もワタクシの靴擦れはジンジンジンジン、ズキズキズキズキ痛みが増して来ておりました。しかし、右も左もわからないYさんをお世話するのがワタクシの役目、ここで弱音を吐いちゃダメ!と我慢に我慢を重ねていたのが凶と出た。バスがあんまり来ないんでこれはタクるしかないかとplace d’Italieの方を見ながらタクシー待ちをしていたらいきなりYさんが「田原さんっっどうしたのっっ!!!!」(元同僚の名残でYさんはワタクシを名字で呼ぶのだ)という声が聞こえて気がつけば、ワタクシ地面に倒れていたのでありました。いや〜要するにこれはワタクシ気絶したみたいなんですね。どんだけ痛かったのっていう。こんなの生まれて初めてでちょっと自分で状況を把握するのに時間がかかりましたわ。Yさんが一緒で良かった〜(汗)。彼女が支えてくれてなかったら二次災害(頭を縁石で打っちゃうとか)あったかもしれぬ・・・。座り込んで一息付いてる間にやっとバスが来て足を引きずりながらアパルトマンの部屋に戻って靴を脱いでみるとOMG😱真っ白なおろしたてのスニーカーの中が血だらけじゃありませんの。恐る恐る朝にYさんから借りた同じく血みどろになった靴下を脱いで絆創膏を剥がしたら血がボトボトっと滴り落ちて思わずスプラッタになり、また血の気が引きそうになったワタクシざんす。傷口を見れば右足の小指の表面ほぼ全部の皮がベロ〜ンとめくれて濃いピンク色した肉というかなんというかが見えてまして、酷い火傷したみたいになってましてね・・・(泣)。いやもうびっくりいたしました。皆さん、単なる靴擦れだからって決して侮っちゃいけませんわよ。結局ワタクシの靴擦れは未だに完治してないんで全治2週間以上、下手したら3週間の重傷だったということざんす。
そんなこんなですっかり美味しい料理が霞んでしまうような出来事で一日が締めくくられちゃったんですが、narroはとっても美味しかったので、またParisに行ったらリピしたいレストランざんす。

narro
72 Rue du Cardinal Lemoine, 75005 Paris
tel: +33 9 73 24 07 95

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