Therry Boutemyで紫陽花を

2021/09/22Bruxelles.Comments: 0

ワタクシ紫陽花が好きなんです。
で、紫陽花の季節になるとどうも買いたくなっちゃうんざます。一応紫陽花と言えば夏の花、というか梅雨時に紫陽花とカタツムリはセット、みたいな感じが日本ではあるんですけども、どうもこっちでは夏以降でも紫陽花はそれなりに出回ってるみたいざんすね。
先日は、rue Venderkindereのfärmへ行った帰り道、セレブフローリストのThierry Boutemyの前を通りがかったら（行きは別ルートだったのだ）その紫陽花がごそっと店先に置いてあって一束20ユーロと書いてあるじゃありませんの。

おっと、一束、しかも結構気前の良い一束なら買わない手はないんじゃないの？と早速店内へ。そしたら男性4人がなにやら電話したり作業したり話し合ったりで忙しそうにしてる。ふと、作業台にいる恰幅の良い男性を見たら、なんとThierryさんご本人。普段はあまり見かけないんでちょっとレアなものを見たような気分に（笑）。なにしろ彼はGUCCIの最新コレクションAriaのビデオでフラワーデコレーションを担当したそうでGUCCIを愛するワタクシとしてはちょっとコーフンいたしましたわ。

もうね、彼が生けてたアレンジメントが野の花を摘んできたような素朴な感じなんだけどガーリーでワタクシの好みに直球ストライク。思わず「すみませ〜ん、ワタクシも花瓶持ってくるんで生けてもらえます？」と口が滑りそうになりました。
電話片手になにやら喋ってたお兄さんが終了したところを見計らって外の紫陽花を見繕ってもらえます？とリクエスト。ワタクシ、紫陽花をドライフラワーにするのが大好きなんでできるだけ乾燥し始めてるのを選んでもらいました。
お勘定を待ってる間Thierryさんとお兄さんの会話を小耳に挟んだんですが（耳が思いっきりダンボ・笑）どうやらThierryさんは日本大使館のレセプションのフラワーアレンジメントを担当してるらしく「テーブルの花はいらないって？」なんて聞いてました。さすが日本大使館、お目が高い。
さて、サクッとお会計して両腕いっぱいになろうかという紫陽花の花束を抱えて帰ってきたワタクシ。この花束を抱えて歩くってのがワタクシ大好きなんざんすよ・・・。誰かにプレゼントするのでも花束抱えて歩くと気分が上がってウキウキしちゃうちょっと乙女なワタクシざんす（笑）。
だってこんなに見事な紫陽花なんだもの

ラッピングはプレゼントじゃないんでササッとくるんだ感じ。
いや〜自分ちに花を飾るなんてどんだけぶりなのかしら

いいねえ〜。
乾燥してもらいたいんでお水はごく少量で。
お兄さんの話だと、花瓶に入れとけば自然に乾燥するんで、そのあとダメ押しで逆さに吊るしてしっかり乾燥したらヘアスプレーをかけると良い感じに仕上がるんだそうな。ほ〜ヘアスプレーね〜。それは良いこと聞いたわ。これから何かドライフラワーにするときはヘアスプレーふりかけますわ。
ワタクシ紫陽花は紫とかブルー系が好きなんですが、お兄さんの話だと青系はドライフラワーに向かないんですって。アラそうなんですか。それでこれまでにワタクシがドライにした紫陽花は全部茶色くなっちゃったのね。まあもしかしたらワタクシのお手入れがなってなかったからかもしれないが（汗）これからは赤系のを買うことにしよう。