Bayeuxぶらぶら

2023/11/21Bruxelles.Comments: 0

ランチの後はBayeuxを観光するべく観光案内でmapをゲットしたワタクシ達。
早速Bayeuxといえば、のタピスリー美術館をめざしたのである。んが、どうやらPaulがお散歩重視のルートを採ったせいで迷っちまいいましてね・・・。本当だったらサクッと到着するはずが裏口のようなところに来ちゃってぐるりと回ってやっと美術館を見つけたと言うわけざんす。やれやれ。

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Bayeuxの観光はまずここからというくらい有名なMusée de la Tapisserie de Bayeux

でもね、わりと地味な雰囲気の美術館だったりするんですの

外観はちょっと見そのへんの学校か病院みたいな雰囲気。
中も同じくちょっと地味ね〜、と思ったらチケットのもぎりのお兄ちゃんが真っ黒なマニキュアのゴス系オネエでいきなりの攻めモード（笑）。
さて、ここには11世紀のBayeux出身の征服王ギヨームを讃える70mもの長さのタピスリーの絵巻物が保存されているんですが、これがユネスコの世界記憶遺産に指定されているんだそうな（記憶遺産て・汗）。
シーズンオフだからかそんなに混み合ってないんでじっくり一つずつシーンを追って観られるのが良かったざんすね。
こちらがそのタピスリー

の一部をネットから拝借。
実はここは写真撮影が禁止。・・・っていうのをワタクシ良く見てなくて最後まで思いっきり写真撮ってたら最後に写真は禁止と書いてあるのを見つけちゃいましてね（汗）。あちゃ〜やっちまったな〜と思っても後の祭り。だって普通なら学芸員とか見張ってると思うのに誰も何も言わないんだもんね。ワタクシ以外にも写真撮ってる人いたと思うし、これはあちこちに表示出しといたほうが良いんじゃないかと。まあワタクシはいつもフラッシュはオフにしてるんで多分大丈夫とは思うんだけど、ちょいと青くなりましたわ。
上の階には模型の展示やタピスリーの説明が

これがまたすんごい細かい精密模型。
室内もきっちり再現されてて思わず見入っちゃうレベル。あ、ここは撮影全然OKざんすよ（笑）。
美術館にいる間にものすっごい土砂降りになったんですが、外に出てみたらアラ雨止んでる。ってワタクシやっぱり晴れ女確定みたいざんすね。
雨上がりの街を今度はカテドラルへと

ここのカテドラルは雲突くような大きさではなく。
でも外からも見えるブルーのステンドグラスがすごく美しい。
じゃ中へ

ステンドガラスの影が差し込んでぼんやりとピンク色がかってるのがとってもキレイ。
ここにはあのタピスリーが10世紀から17世紀まであったんだそうな。
ここのステンドガラスはクラシックな趣

時々黒々と縁取られた微妙にモダンな趣のステンドガラスよりこういうクラシックな方が落ち着きますね。
チャペルの壁も素敵

なんとなくウィリアム・モリスを思わせるような模様がワタクシ好み。
地下のクリプト

柱の彫刻が一つ一つ違ってて熱心に写真を撮ってる人がいたり。
かと思えば

幽霊のマネして楽しむ人も（笑）。
ここの天井がまた良いのよ

天空を表しているんだろうか。
さて、地下から再び地上に戻って祭壇の裏に回ると、これまでのカトリックの歩みのようなものの年表がぐるりと掲示されてて、我が家の男子2名は熱心に見ておりました

写真に撮ってるSean。
全部取らないで一部だけ写真に撮ってるのはどうしてなんだいと聞いてみたら、他のところはもう授業でやったから必要ないんですと。へ〜そうなの。ふと周りを見てみたら同じように一生懸命写真に収めてる親子がいたりして、やっぱり同じこと考えるのね（笑）。
売店にも素晴らしいステンドグラスが

お買い物してるPaul。
滅多にこういうところでお買い物をしないPaulなんで一体何を買ったんだねと聞けば、さっきのカトリック年表をSeanに買ってやろうと思ったらしいんだけど生憎フランス語バージョンが売り切れで英語バージョンを買ったんですって。こういうの英語バージョンで読むのはSeanにはちょっとハードル高いんじゃないかと思うんだけど英語の勉強にもなるからま、いっか。
この売店の近くでワタクシの目がロックオンしちゃったものが

何かしら、このすんごいキッチュさは（笑）。
横には解説が

一つずつご丁寧に説明してあるのだ。
これはLes Litanies de la Sainte-Vierge　（聖母マリアの連祷）というものらしく、連祷ってのはカトリックの礼拝の形式で司祭と会衆が交互に祈りを唱えるものだそうな。で、それをこうやって絵（というかオブジェというか）に起こしたってことなんでしょうかね。ま〜それにしても色鮮やかな、というか、なんならちょっと毒々しい彩色でキッチュそのものって気がいたします。こういうのワタクシ大好物ざんす（笑）。
このカテドラルはNotre Dameということでマリア様に捧げられているだけに、マリア様関連でこういうものがあるんでしょうね。
カテドラルを出て街を散策