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角打ちバーTortuでヴァン・ナチュールを購入

2023/12/11Bruxelles.Comments: 0

今日からSeanは試験週間開始。
初日の今日は数学が5時間だそうな。最初聞いたときは5時間全部が数学とは思ってなかったワタクシ、よくよく聞いてみればほぼノンストップで5時間というじゃありませんの。え、おトイレとかどうすんの？と聞いてみたらSeanに限って言えば行かないんだそうだ。
実は、数学が得意なはずだったSean、今年度はmathe fort（高校の数3みたいな）を採っちゃったんでやたら難しい数式やら何やらを前にテストでは毎回赤点続き。このままでは落としてしまうかもしれないという崖っぷちに立たされているのであった。そんなお尻に火がついたSean、先週はこれまでのぐうたらぶりがまるで嘘のように毎日お勉強をしておりまして、昨日なんかもう後がないと一日中勉強したにもかかわらずまだ6割くらいしか見直してないと言うじゃないの。ワタクシが朝時間がない中でやるよりも夜にできるだけやったほうが良いと言ったところとりあえず11時半まで頑張ったSean。ところがその後どうやら眠れなくなっちゃったみたいで、ワタクシがさ〜てそろそろ寝るかと電気を消した12時半頃におもむろにワタクシ達の寝室のドアがあいたかと思ったら「ママのせいで僕眠れなくなっちゃったよ」と半ベソで訴えるSeanが。責任感じたワタクシ、可哀想なんで何年か振りに添い寝をしてあげたのであった。いやはや、これでSeanも懲りて毎日少しでも予習復習をするように心を入れ替えてくれれば良いんだけど。

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数年前からヴァン・ナチュールが注目されているようなんですが、我が家ではもっぱらクラシックなワインを愛飲しております。っていうかPaulの健康を考えて随分前からアルコール摂取は週末のみにしているんで、家飲みのワインはあまりこだわってない我が家なのである。
それでも、巷でヴァン・ナチュールの話を聞くにつけ何となく興味があったんで一度お試ししてみようかしらと思ったワタクシ。ご近所の酒屋さんDe Koninckへ行ってみると、そこではクラシックなワインしか取り扱いがないとのこと。代わりに「ヴァン・ナチュールならTortuに行ったらあると思うよ」と親切に教えてくれたんで早速近くにある門打ちバーのTortuへ

角打ちとは関係ないけど、ここは角地（笑）。
ここは以前食材なんかも売ってて日中もオープンしてたんだけど、コロナ以降は夕方5時からしか開いておりません。
ここになる前は雑貨屋さんだったり何らかの小売の店舗だったせいかとっても小さい店内なんだけど、壁にはワインがずらりと

一見して分かるクラシックとは一線を画すセレクションざんす。
奥にはバーカウンターが

オープン早々一杯やってるお姉ちゃん（笑）。
スタッフのお兄ちゃんにDe Koninckでここならヴァン・ナチュールがあると紹介されたんですけどと言うと、スタッフ二人が顔を見合わせて「へへ〜、De Koninckが紹介ねえ」とニヤニヤ笑い。まあ彼らのようなオフビートなセレクションをしている酒屋からしてみればDe Koninckみたいな王道の酒屋さんは古い奴らなんであろうね。
そんな彼らにヴァン・ナチュールを見繕ってみてもらったんですが、フランス産よりもスペイン産の方が多いみたいで、ワタクシとしては最初にトライするにはやっぱりフランスのが良いと思ったんで、ちょっと高かったけどフランスのヴァン・ナチュールに決定

Farnienteというローヌ・アルプはアルデシュのワイン。
これで14ユーロくらいなんですが（他のも大体20ユーロ前後）普段ワタクシ達が飲んでるワインはせいぜい7ユーロくらいまでなんで（安くて美味しいワインを見つけるのが楽しいのだ）これは大奮発と言って良いプライス。まあ一応これはPaulのお誕生日のお祝いのためだったんで特別ってことで。
これに合わせた献立はこちら

ベジチャプチェとアジの南蛮漬け。
ちょっと地味ですけど（笑）これはノルマンディに行く前だったんでちょっと質素にしてみました。
肝心のヴァン・ナチュールのお味の方なんですが、なんというか結構癖があるというか。う〜ん、これだったらワタクシは普通のワインが良いかな〜という感じですかね。なんだろう、こう喉に引っかかるというか、多分合わせる食事を選ぶんじゃないかと。何ならアペロとかで使うほうが良いんじゃないかな。ま、次は普通の美味しいワインにいたしますわ（笑）。