Pilgrimで遅ればせながらのバースデーランチ

2023/08/27Bruxelles.Comments: 0

ロダン美術館でまったりと日を鑑賞したワタクシ達。
実はこの後ランチの予約を入れていたので、ランチ前にはロダン美術館はちょうど良い規模の美術館だったのである。しかも行列なしのストレスレス。気持ちよく鑑賞を終えていざランチへと。

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ランチのレストランは１5区にあるPilgrim。いや〜ここを見つけるまでことごとくお目当てのレストランがヴァカンスで休業中の憂き目にあいましてね・・・（泣）。まあ８月１５日前後っていうのははっきり言ってレストランが開いてるっていうのはあまり期待できない時期ではあるんですが、これほどまでParisのレストランがお休みしてるとは思いもよらず。実はVerisaillesの一つ星レストランのカジュアル版に行く気満々で目星をつけていたのが、ちょっとぼ〜っとしてたらすっかり予約で埋まっちまって青くなったというワタクシ。どうしてワタクシがこうも一生懸命にレストランを探してたかと言うと、ワタクシのバースデーのレストランをPaulがプレゼントしてくれると言うんでそりゃもうワタクシも必至で探すわけですわ。Versaillesのレストランだったらディナーで行けたのに、他には良さげなレストランはナシ、これはもうParisでランチにするしかなかろうと、ググりまくって最終的に見つけたのがこのPilgrimだったというわけで。

しかもロダン美術館殻なら１５分くらいで行けるので、これはもうお誂え向きの場所だったのである。
こちらのレストランのシェフは日本人女性ということで、またまた日本的な繊細さと女性らしさを感じられるんじゃないかと来たいを胸にいざ。
レストランはパストゥール研究所のすぐ近くでモンパルナスにも至近距離というとても便利な場所にありながらもなんとなく知る人ぞ知るという感じの佇まい

奥にいらっしゃる女性がシェフ。
店内は落ち着いた雰囲気で

この男性三人組はいかに〜もビジネスランチという感じだけどなんだか楽しそうでしたね。
フロア担当は日本人女性とフランス人女性がメインで担当していた様子。途中から黒人男性も加わってました。
やっぱり日本人の方が担当してくださると安心しますね〜。
さて、まずはアミューズから

左上はキャロットとココナッツのムースにかぼちゃのチップス、その下はタラ（lieu jaune）のクロケット、右はじゃがいものタルトレットに鰻。
Seanがまずムースを味見して「ママ、これすっごい美味しいから食べてみ」と。うんうん、確かにふわ〜っと美味しい。どれも繊細な味付けでいつまでも食べていたい。
続いてアントレ

こちらはワタクシ用の特別メニューでチェリートマトとストラッチャテッラに桃のソース。
ワタクシは事前にお肉NGだとかナッツとチェリーのアレルギーを知らせておいたので、ワタクシの分はそれらは全部外していただきました。
この日は暑かったんでこの爽やかなチェリートマトのサラダがスカッと清々しく涼やか。白いお花はニンニクの花だそうで、もちろんエディブルフラワーざんすね。
本来のアントレはコレ

マグレ・ド・カナール。
オレンジソースがキレイ。Seanはこのカナールにすっかり夢中になっちゃいまして、家でも食べたいとPaul（お肉担当）におねだりしておりました。
そしてメイン

タラ（lieu jaune）にカリフラワーのムース。
こちらは全員同じで。タラもプリッと焼き上がってて、アプリコットといんげんと一緒にいただくとカリッとした食感がまた良いのだね。カリフラワーのムースもちょっと和を感じさせるお味でもしかしたらお味噌使ってるのかな？
最後はデザート

ルバーブといちごのジュレ、そしてアイスクリーム。
この美しい４段重ねが素敵なんざます。崩しちゃうのがもったいないほどキレイ。全部の層をうまい具合に混ぜていただきます。ルバーブの甘酸っぱさとクリームが絶妙にマッチしてました。
そしてお茶請け

上からノワゼットのフィナンシエ、フランボワーズのパート・ド・フリュイ、ショコラのプチシュー。
Seanはプチシューが一番のお気に入りだそうな。小さいプチフールでも手抜きなし、美味しゅうございました。
ここはアントレの量もちゃんとあって、Paulがお腹いっぱいになるね〜と言うくらい。これで４８ユーロはかなりコスパ良しざんす。この日はお客様が我が家を入れて４組だったんだけど、ディナーにはもっとたくさんのお客さんが来てくれますようにと願いつつお店を後にしたワタクシ達だったのでした。またいつかリピートしたいお店ざんす。